matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

育児のストレス軽減とスピードアップのための断捨離

育児が始まってからの生活の変化は想像以上でした。忙しい生活の中で溜まっていくストレスを何とか軽減できないか、より生活を良いものにできないかと試行錯誤しています。今回は、私が行った方法の一つとして、断捨離の経験を共有したいと思います。

育児開始と時間の制約

育児が始まって自由に使える時間が大幅に少なくなりました。忙しい生活の中で、限られた時間を何に割り振っていくか、何を優先していくべきか、どう効率的に過ごしていくか、ということについて、これまで以上に向き合わないといけなくなりました。

もともと、私は自分自身のやりたいことに対して自由な時間が足りないと思っていました。それが育児の開始によってさらに減りました。そして、その制約はしばらく続く見通しになっています。なので、私はこの課題に向き合わざるを得ません。

ちなみに、自由に使える時間がどれくらい減るか、は人により異なるようです。例えば、親と同居している人、近くに親が住んでいる人は、親戚の支援もあり、自由時間の減る量がそこまで多くないようではあります。ただ、地元を離れて夫婦で子供を育てている場合や、親が忙しい場合、親との関係が良くない場合は、大抵時間の制約が厳しくなるように思います。

限界を知ることのポジティブな効果

時間の制約が厳しくなったことにより、色んなことの限界が見えやすくなり、ある意味で自分の限界を知る機会となりました。

私はこれをネガティブな話じゃなくてポジティブな話と捉えています。時間の自由度が下がりましたが、自分の限界を理解し、受け入れることにより、日々の活動の整理や優先順位づけが進めやすくなりました。

私は、元々、自分の活動は無駄が多いと思っていました。育児の開始により、自分の生活が少しでも整理・効率化が進んでいくなら嬉しい限りです。

整理と効率化のためにモノを捨てる

自分の活動の整理・効率化が進めやすくなると、「整理を実際に実行したい」との気持ちになっていきました。整理を進めると、「モノをもっと捨てたい」との考えに到達しました。なぜなら、モノを捨てられれば、整理する必要がなくなるからです。 そうして、モノを捨てることについて考え始めました。

私はこれまで色んなものを捨てずにとっておく生活をしていました。「いつか使うかもしれない」「何かの役に立つかも」という気持ちで色んなものを保管していました。ただ、生活の効率化を進めていくためにはモノを減らした方がいいでしょう。

こうして私の中でモノを減らしたい機運が高まっていきました。

モノの減らすための本を見つける

その後、「どうやってモノを減らすか」について考えていました。私はこれまでモノを集めがちだったので、いきなりモノを減らそうとしても簡単に減らせません。何かいい考えはないだろうか、と考えていました。

そんな中、ある時に本屋をぶらつくことがありました。そこで断捨離コーナーの本を眺めた際に見つけたのが「書いて、捨てる」と言う本です。タイトルからこの本が自分に合いそうな気がしたので、買って拝見しました。

書くことで意思決定のハードルを下げる

今の所、この本に書いてあることは自分にハマりそうに感じている。本に書いてあることは、全体として次のような話だと捉えている。

  • 頭の中で捨てるかどうかを考えるのは、意思決定のコストが高い。まずは意思決定のハードルを下げよう
  • 意思決定のハードルを下げるために、対象を一覧にして、適切な観点で分離、ラベル付けをする。整理を進める。
  • 整理してたら意思決定しやすい状況になっている。そこで、自身の状況を考えて捨てる、処分するの計画を考えていく。

言われてみると当たり前だと感じた。締切が厳しくなったプロジェクトの中で「課題を一覧化して整理して、どんどん意思決定を進める」という活動を進めたことがある。あれと同じだと感じた。、

断捨離でもっとスピードアップしたい

まだ、モノを捨てる活動が始まったばかりではあるものの、物が減っていくと明らかに迷うことが減っていく。それによって日々の活動のスピードが上がる。モノを捨てると、スピードが上がるのは理解できてなかった。

モノを捨てる活動は「自分がやること・やらないこと」を整理していく活動でもあるように思う。断捨離を進めるほど、自分の活動や意思決定のスピードが上がるとわかると考えると、捨てる活動が楽しくなってくる。自分の意思決定のスピードに個人的に課題を感じていた。

この活動を進めていくと、意思決定のスピードが上がるぞーという気持ちを持って、断捨離していく所存になった話でした。

そういえば、このブログは備忘録とタイトルにつけてますが、書いて忘れるためのブログだったことを思い出した。もっと書いて忘れて行きたい。