matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

技術書、というか書籍は紙で買っている

何かブログに書くネタないかな...と思いながらインターネットを眺めていると以下の記事が目に止まった。自分の話もしてみる。

takuan-osho.hatenablog.com

書籍は基本的に紙で買っている

私も技術書は紙で買っている。というか書籍は基本的に紙で買っている。たまに電子書籍を買うこともあるが、それは「今すぐに必要!」みたいな時。そして、電子書籍を買ってるのに、やはり紙の書籍が欲しくなって紙を買うこともある。

紙の書籍を選ぶ理由

紙の書籍を選ぶ理由はいくつかある。

例えば、目を休められる。仕事にしても趣味にしても多くのことがコンピュータを使って画面を見ている。可能な限り画面を見る時間を減らしていきたい。SNSを紙に印刷してみることはしないが、書籍は紙に印刷されたものを見る。

他にも紙の書籍は読みやすい。文字の大きさが同じでも画面ではないし、手軽なサイズでもあるので、手に持ってみることができる。いい感じの場所において読みやすい。

それから紙の書籍は開きたいところを開きやすい。私は多くの技術書を読む際に、索引や目次、といろんな箇所を行ったり来たりしながら読む。電子書籍でもできるんだが、紙の方が直感的に操作できる。

紙の本は存在感があって整理しやすい

あとは、紙の本は目に見えて存在がわかりやすい。そこにある。私は本を自分にとっての意味合いで並び替えている。一般的なジャンルではない。

例えば以下のような分類で並んでいることがある。

  • 読みたい本、読んでる本
  • そのうち必要な本
  • 読んで割と好きな本
  • 今から研究したい領域の本

具体的にはもっと細かいというか、それぞれの中に複数の分類がある。半年とか一年に一度、すべての本を床に並べて、なんとなく自分の中での意味が近い本を本棚に並べていって、その塊に名前をつけたりする。

そして余った本をminikuraとかに預けたりしている。

紙の本と集中力

前提として、私は気が散りやすい。一つのことに集中することが苦手である。例えば、電子書籍を読んでいる際も、ついXを開いてしまったりWeb検索をしてしまい、戻ってこれないことがある。

スマートフォンで読書している際も通知が出てきたりつい時計が目に入ったり、と何かしらの刺激で集中が途切れやすい。

一方で、紙の本は単機能であるし通知がないし、検索もできないし、文字を読むしかない。文字を読むぞ、という気持ちのときは紙の本が良い。

PDFの本と製本

関連する話として、PDFで書籍を購入することもある。それを何とか製本できないか、と考えたことがある。

例えば、製本の技術に興味をみって調べて見たり、本はどうやってできているのか、を調べて見たことがある。技術同人誌に関連する文脈で「ふむふむ。本は背表紙に糊をつけてまとめてるのか」とか「製本の方法も色々あるんだな」とかそういうのを見たり。

なぜか本の歴史を調べにいく

勢いに乗ってきたので雑談がでら書きたいことを書く。

そういう本に関する好奇心を満たす活動が進んでいくと、なぜか本の歴史や読書の歴史を調べる方向に進んでいく。まだ全てを読みきれていないが、気が向いた時にこんな本を読んでいたりする。

この本の中で、文字の分類の話も出てくる。文字に意味がある表意文字と音を文字にした表音文字の話など。確か、この本だったと思うが「表意文字の方がたくさんの文字を覚える必要があり、それが言語普及のハードルになっていた。少ない文字のみを覚えて文章を読めるようにするために表意文字が作られた」など話が書いてあった気がする。

ちなみに、アルファベットは、表音文字だがその原型は奴隷に命令を出すための文字だったとどこかで読んだ気もする。(確かこの本)なるほど、アルファベットはドメイン固有言語だったのか(?)

また、「巻物と本の違いはなんなのか」とか「どこから本になったのか」とか「本は一部だけを差し替えられるが、巻物は難しい」とかそういう話が書いてあって「へえー」となったのを思い出す。

はい。

まあ本日もだから何という話ではないですが、そんな話があったのを思い出した

終了