matobaの備忘録

和歌山と東京を往復しつつ活動するエンジニアの記録

少し古いプログラマーの読み物「More Joel on Software」

今日は、本棚の本を紹介して行くコーナーです。

本棚の本を紹介することで、自分の理解が促進されたり、何かにつながっていくといいなと思っています。また、できるだけいい本を紹介するつもりなので、誰かの役に立てば嬉しいですね。

今回紹介する本は「More Joel on Softwaere」という本です。2009年に日本語版が出ているので、今では古典に近くなってきました。

これはソフトウェア開発者のブロガーとして有名なJoel Spolskyの書いた本です。ブログの記事をまとめたものだという記憶があります。

この本には、前作があります。それは「Joel on Software」という本です。この本を購入した理由は、前作が面白かったからです。ただ、詳細な内容は忘れてしまいました。この機会にもう一度手に取り、面白い箇所を探してみました。

本になったブログの先駆け

まず、この本には、本とブログの関係について章があります。この本はJoelのブログを元になっており、今で言うブログ本の先駆けとなったという話があり、それが面白いと思ってます。また、文章は軽快で筆者のテンションや人柄が伝わります。読んでいて楽しい気持ちになる本です。

優れた開発者の見つけ方

「優れた開発者の見つけ方」に関する章も印象的でした。その章を要約すると、「優れた開発者は通常の求人には応募しないので、彼らがいる場所に行って口説きましょう」という話をしています。このようなアプローチは、今では当たり前のように実践している会社がいると思いますが、2006年に書かれた記事であると考えると、それが面白いと感じます。

終わり

いざ、読み返してみると他にもたくさん面白い記事や情報があって、まだまだ話すことがあります。ただ、今回はこの辺にして、追加の情報は別の機会にします。

プログラマーの古い読み物が好きな人は、どうぞ読んでみてください。今回はここまで。

記事を書いた後に思いましたが、この記事を見て喜ぶのは若い人ではなくて、上の世代の人なのかもしれませんね。(年下もこの本を読んでるのか、的な意味合いで)

ではでは。