はてなブログから1年前のブログを振り返りませんか?というメールが来た。今回たまたま、チェックして気になったことがあったので記事を書きます。
気になった記事
とりあえず、気になった記事がどの記事なのか、という話。
これです。去年(2017年)の8月20日に書いた記事。
どういう記事か
で、その記事がどういう記事なのかというと、タイトルの通り「自分の道具箱を作りたいと思った話」
ここでいう自分の道具箱ってなんなの?というと、考え方のツールみたいなもの。ソフトウェアのライブラリとかユーティリティではない。
もともと、記事の趣旨としては、ある本を読んだところから始まる。そこで著者が考えるときに使っているメタファーが紹介されていて、「それを使ってこういうふうに考えて問題を解決に導く。」みたいな話が書いてあった。
それを読んで、思考のツールボックスみたいなのいいなあ、と僕は思っていて、僕も自分の道具箱みたいなものが作りたいなと思っていた。
何が気になったのか
で何が気になったのかというと、最近、で執筆していたアンチパターン集がそれっぽいなと思って気になった
なんだろう。なんといえばいいのかわからないけど、IT業務で役立つ指針みたいな何かを気づいたら作っていた。それが面白いなと思った。
そういえば、そんなことを1年前に言ってたなあ、というのに触れたのが面白い。
なんとなく作ってたけど
今、自分で作ってるやつは、なんか色々あって、自分としても作るの良さそうだなと思って作っていた。
そんな感じで、なんとなく作っていたことのに1年前に自分が作りたいと言っていたことにリンクしていることに気づいてそれが面白いなーと思った。
あと、こういうことに気づくとなんとなく楽しい気持ちがある。
当時は深く考えてなかった
当時は、本を読んで思ったことをとりあえず文章に起こしただけだった。 本当に作ろうとか思ってなかったと思うし、何も考えてなかった。
なんとなく、思ったことを書いておくと、「そういえば、こんなこと言ってたな」というのを振り返ることができていいな、と思った。
そういえば、ブログやってるとそういうのが面白いなと思ってたりする。
今、作ってるのも振り返ると
今、執筆している同人誌も作り終わった後に、「あの時、こんなこと書いてたなー」とか思うんだろうなと思ってる。
このブログ記事もしばらくすると同じように思うんだろうなと思う。
今の自分が考えていることと、明日の自分が考えていることは微妙に違うだろうから、今の自分の考えとか想いをなんらかの形で残せるのはいいよなあと思う。
足跡が残っていく感じが良い
音楽にしてもプログラミングにしてもブログにしても、なんでもいいんだけど、自分が何かしら考えて作ったものは、しばらくしてみると懐かしい気持ちになる。
僕は、そういう風に自分がやってきたものをなんとなく眺めるのが好きだし、なんとなく充実した気持ちになる。きちんと蓄積されていってほしい。
余談:そういえばワインバーグ氏
この話を書いていて思い出したけど、ワインバーグ氏がなくなったというニュースを見た。(ワインバーグ氏は、去年書いた記事の元になった本を著者)
ワインバーグ氏、たくさんの本を読ませてもらいました。
— matoba@技術書典5 う24 (@mtb_beta) 2018年8月9日
ジェラルド・ワインバーグ氏が死去。「ライト、ついてますか」「コンサルタントの道具箱 」などの著者 - Publickey https://t.co/hIXP8RNKA5
ワインバーグ氏の本、たくさん持ってるし、たくさん読んだ。ワインバーグ氏の本は、テクノロジーとかシステムとか心理学の話で、たくさん勉強させてもらったし、僕が疑問を持ってたことをたくさん解消してくれた。本当にありがたかった。ありがとうございます。
おわり
あんまり深く考えずに、思ったことをブログに書いていることも多いんですが、とりあえず書いていたブログ記事を後で見返した時に、思い出的な感じになってそれが自分としてはなんとなく充実した気持ちになっていいなあ、と思った話を書きました。