matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

専門職大学院に進学しました

はい。進学しました。

進学したことについてのお話を何か書こうかと思ったのですが、まだ受験して入学した段階なので、話ができることが少ないような気がしてます。 とりあえず書いてみます。

専門職大学院への進学理由

まず、専門職大学院への進学理由について。 以前から興味があった領域を、このタイミングでしっかり学んで整理していきたいというのが強いと思います。 その領域は技術経営です。

元々、独学でいろんな本を読んでいる中で、技術と経営に関する本が混ざっていて、断片的な知識になっていました。 それを整理して、実践できるようにしたい、という気持ちです。

そのために、学んだことを実践できる流れを作りつつ、内容を再度関係性を教えてもらいつつ、議論し、さらに実践する、という流れを作りたいと思ってます。 他にも色々進学理由はありますが、現状としてはこうです。

すでに何度か講義を受けていますが、「知っているキーワードや理論はそこそこ登場する」「知らないキーワードや理論も登場する」「理論と理論の関係性やその理論が登場した時代背景、そもそもの目的を教えてもらえる」という状況になっていて、非常にありがたい場になってます。

独学で学んでると、あるキーワードについては理解できても、そのキーワードと別のキーワードの関係性や、なぜその話が有名になってるのか、なぜ重要なのか、という話まで理解するのは難しい、というのを改めて実感してます。

他にも副次的な効果には期待していることはあるものの主目的はこちらです。

入学の準備や受験

入学準備と受験の話も書いておきます。

もともと、技術経営という分野の大学院には興味があり、資料は集めてました。 これはWebで気になった学校の資料を取り寄せて、気が向いたときに眺めているような活動です。 ただ、いつ行くかは考えてませんでした。

昨年の12月、時間が空いたタイミングでオープンキャンパスのお知らせが来ました。 元々興味はあったので、参加してみました。 参加前は、「実際、本当に自分にとって意味あるのかな?」という気持ちでしたが、それはオープンキャンパスへの参加で払拭されました。 意味はありますし、進学の価値を体験できました。

で、大学で学びたい気持ちはでたものの、「本当に今、やるべきかな?本当に通えるのか?」という気持ちも湧きました。やりたいことや手を出し始めていることがなかなかに多い。 ひとまず、科目履修生で1科目だけ受講してみる制度を見つけたので、それでしばらく受講体験してみることにしました。

その活動で実際に通うイメージを検証したり、諸先輩を紹介してもらいつつ、対策を聞いたり。付随しておきる問題に対処しました。1番は、家事や育児が回るのが問題ですが、例えば、積極的にハウスキーパーを頼る、という方針にするなど、まあなんとかやってます。

そして、受験することにしました。受験はAO入試です。簡単にいうと、自分自身が大学院に通う理由や目的、その価値を整理してプレゼンする入試です。結局のところ、後述の自分の目的を達成するためにやって良かったと思ってます。

関連して、昨年会社員を退職したばかりなのもあり、雇用保険関係の給付金が出る話がありました。そのために、ハローワークに行ったり、ジョブカードを書いたり、キャリアコンサルティングを受けたり、をしました。こちらも良い経験になったと思いますが、興味ある人は個別に聞いてください。

専門職大学院での目標や学びたいこと

専門職大学院での目標や学びたいことはたくさんありますが、一番の目標は独学で学んできたことの整理と体系化です。

製品開発や事業戦略という部分にはもともと興味があったので独学で学んできました。 しかしながら、独学で学んだことによりその理解が断片化してます。 そのため、スムーズに引き出せるかというとそうではありません。

関連する課題に遭遇しても、頭の中で整理されていないのですぐに回答できない状況が起きたります。 「なんか聞いたことがある気がする」「なんか関連したことについて考えて意見があるかも」と思うものの、その情報を思い出すのに時間がかかり、会話や実務のテンポが悪くなる現象です。 これが自分の課題だな、と思ったりしています。

今のところ、多くの知識や情報が「知ってる」「聞いたことある」のレベルになってるので、 それを改めて「使ったことある」「やってる」「やって当然」のレベルに持っていきたいと思っています。 その辺の練度を上げていきたいですね。

はい。

また何かあれば書きます。 ではでは。お読みいただきありがとうございました。