ハードウェアハッカーという本を読み始めた。
まだ、序文程度しか読んでいないが、今の考えを書いておきます。
日本、アメリカ、中国
この本が面白いのは、著者の経歴にあります。アメリカ、日本、中国のハードウェアスタートアップにゆかりがあるらしい。
そのため、アメリカから見ると日本がこう見えていて、日本はこういう状況で、それが時間が経つと中国がこう見えていて、それで日本はこうで、云々、との話が出てきます。
日本についてのコメントも印象的でした。
個人的に、日本を暗黙的に日本を持ち上げる考えは好きではないのですが、この本の中では日本の現在をフラットに評価した表現があり、ポジティブなコメントについても日本のそのままの姿に対するコメントのように見えました。具体的なことはここに書かないので詳しくは読んでほしい。
私がこの本を読む理由
私がこの本を読む理由は次のような部分にあります。
まず、ハードウェアに興味があります。これは、実際に目の前で動くからです。UIの自由度が高い。
そもそも、私はソフトウェアにこだわってなくて、興味があるのは問題解決の部分なのだと思います。そして、問題を解決する技術に関心があり、その技術の中でソフトウェアはポータビリティが高く、仕事とプライベートの両方で活かせたから、ソフトウェアに関心が強い、というのがあります。こうして考えてみると、おそらく私は生まれるのが20年早かったらソフトウェアではないものに関心を持っていた気もします。
それから、ハッカーやメイカーの文化が面白いと思っています。全体として作ることにフォーカスしていて、作ることで問題を解決する。この本からそのような文化を改めて感じます。
なので、面白そうな本だと思っていて、同じ気持ちの人にこの本はオススメできると思います。
終わりに
気が向いた時に、少しずつ読み進めるスタイルなので、いつ読み終わるかわかりません。この本は時間をとって読み進めていきたい本だと思っています、
同じようにオープンソースのハードウェアに関心がある人もこの本は楽しめるような気がします。