以前、自分の鈍感力が高くないと思っていました。 その中で感じていたことのメモがあったので、それを紹介しつつ思うことを書きます。
メモの内容
私は、モヤモヤしたらそれを手元のメモに書き出すようにしています。
「鈍感力」というキーワードで自分の手元のメモを検索してみます。
- 実際に、経営に関わっている人と話をして思ったこと
- 「鈍感力が強いからこんな仕事ができる」という強さもあるよなあ
- 鈍感力が強くない自分は、経営に関わって大丈夫なのだろうか
- 過去を振り返って思ったこと
- 以前、鈍感力の低い故にしんどい、という状況になっていたことがある。
- その状況で私は何をしていたのだろうか
こんなことが書いてました。
思うこと
今振り返ってみると、私が「鈍感力」と呼んでいたのは、リスクマネジメントの話に関係があるんだろうなあ、と思ったりします。いろんな活動をしていく中で、「こんな状況になったらどうする?」「こういう場合は?」という話をいろいろ考えながら動いていきます。私の場合は。
それが関係あるんだろうなあ。と。
あと、いろんな方と話をしていると「自分は頭が悪いからそんなことまで考えられない」と自ら言う人もいますし、「考えてもキリがないから〜」と言う話も聞きます。こんな話を聞いて、過去に私が感じていたモヤモヤは少しずつ晴れていったような気がしています。
私の場合、「考えられるパターンを全部一通り考えてみたい」と言う気持ちがあり、頭の中で、「この場合はどうなる?」「じゃあこうなったとしたら?」みたいなイメージをかなり回しますが、それに関係があるのでしょう。
当時の私が知りたかったのは、鈍感力の有無が経営に重要なのだろうか、と言う問いでした。
今は、次のようなことを思います。
- 規模的に成功し、露出が強い経営者の話を聞いていると鈍感に見える人が多いように感じる。ただ、 経営の成功は規模だけで測るものでもないように見えるし、鈍感に見えるだけかもしれないし、よくわからなくなった。
- いろんな業界のいろんな年代のいろんな規模の経営に関わる方々に話を聞いていると、本当にいろんな人がいる。また、一人でいろんな事をやる人もいれば、専門家を雇う人も複数人でやるケースもある。「経営者にはこの資質が必要」と言うのもよくわからないと感じている。
- 経営が成功してるか、は、色んな要素が混ざっている。会計的にみても、PLはある期間の集計であるし、BSはある地点でのスナップショットであるし、CFはその流れであるとも言えるが、それをどこからみてどう調整していくかは、業界やバックグラウンドによって異なりそう。会計だけでなく、経営者の視点からバランススコアカードで構造的に会社を見るような方法もある。他にもいろいろありそう。
と言うわけで、よくわからないなあ、と思っています。
こんなことを考えていると、次の本を思い出します。内容は忘れてしまったので、また、時間が空いたら読みたいと思います。
以上です。