今回は知識の棚卸しについて話します。
なぜ、知識の棚卸しの話?
まず、なぜ知識の棚卸しについて、記事を書くかを話します。これは今、私がやってるからです。先日話した専門職大学院への進学もこの活動の一環です。
私がやってるのは感覚的に必要だと感じたからです。せっかくの機会なので、なぜ知識の棚卸しをやってるのかについて、言語化をしてみたいと思い、この記事を書くことにしました。
そもそも棚卸しとは
まず、棚卸しとは、商品とか製品、原材料の在庫を調べて数えることです。この活動の主な目的は決算の時に物理的な資産を評価すること、と私は理解してます。
また、棚卸しの副次効果として不要なものやなくなっているものに気づくことができます。モノの整理ができます。
知識の棚卸しとは
私は知識の棚卸しについて、自分がもっている知識を改めて調べて整理することだと認識してます。
ソフトウェアエンジニアのような常に新しい情報や知識に関わっていると、日々大量の情報が得ることになります。これはたくさんの情報を雑多に受け取っている状況です。私はこれまでの活動から得られた知識を改めて調べて整理したいと考えています。
なぜ、知識の棚卸しがしたいのか
知識を活用しやすくしたい、新しい知識を覚えられるようにしたい、と言う考えから知識の棚卸しをしています。
現代で生活していくためには日々新しい情報を受け取り、それを処理していかなければならないが、私の脳に入る情報には限度がある なので、脳に入っている情報を減らすために知識を棚卸しします
どうやって知識を棚卸しするのか
モノの場合を考えてみると、あらかじめ定められた分類のモノの数を数える。
決算の目線としては、分類を構造化して管理することでモノを管理します。 これは、決算が目的なので数字を出したい意図がある筈です。
知識の棚卸し方法はたくさんあります。
私の場合、脳に入ってる情報を減らしたいだけなので、これとは違う。 よくやる方法の一つは、すでにある程度知ってる分野の本を読むことである。 これにより、知識の整理が進む。
なぜ、整理が進むのか
本を読むと、次のような体験が起きる
- 知ってる情報に出会う。それを説明する文章や図を見つける
- 知らない情報にも出会う。それを説明する文章や図を見つける。
- 目次からそれらの情報を目的に対して構造化した情報が得られる
- 知っているが、本で語られていない情報に気づく。
ここで最も重要なのは、4だと思います。
逆に言えば1,2,3は忘れても問題ない。本に書いてあるし、公知になっています。 おそらく自分が覚えておかなくとも、他の人が知っている。
忘れてはいけないのは、公知になっておらず、自分が知っている知識です。 この知識は丁寧に扱わねばなりません。
そんなこんなで情報や知識を適切に扱うために、知識の定期的な棚卸しの大切だと思います。
ちゃんちゃん。終わり。
追加(執筆の数日後)
なんか、長々と書いてますが、要は知識を組織化して、探しやすくする、ということですね。
これについては、次の機会に書きます。