おはようございます。12月ですね。寒くなってきました。 今年も終わりに近づいてきたので、今年を振り返りつつ、それを踏まえた学び・気づきでも書いていきます。
あ、子供が起きるまでの時間制限です。
知識を整理したい、と言っていた
私は、知識を整理したい、と言う話をしていました。春の出来事です。
専門職大学院での目標や学びたいことはたくさんありますが、一番の目標は独学で学んできたことの整理と体系化です。 blog.mtb-production.info
知識を棚卸した
そして、知識の棚卸しを進めました。夏頃の出来事です。
知識を活用しやすくしたい、新しい知識を覚えられるようにしたい、と言う考えから知識の棚卸しをしています。 blog.mtb-production.info
成果を実感した
活用しやすい状態になるだけでなく、間のエピソードも想像できるようになっていきました。秋の出来事です。
そんな情報が、大学院の学びの中で構造化されていくことで、一つのエピソードを聞くだけで、聞いてない領域に関しても事業状況や雰囲気の想像がつくようになってきました。
上記の経験を経て思うこと
知識の整理って、ソフトウェアのコードの整理に似ているな、と思いました。
ソフトウェア開発でも、一つ一つの問題を解決する小さいモジュール、スニペットを作り、それを組み合わせて、大きなソフトウェア・システムを作り上げていきます。
そのソフトウェアがある程度小さい場合は、一つ一つの処理を関数か何かに全て書いてしまう方が見通しが良かったりします。しかし、規模が大きくなり、処理も複雑になり、全体の信頼性が求められるようになってくると、そうも言ってられません。同じ責務を負ってる処理は別に切り離して整理をしたり、同じ枠組みの中で処理をしているものは構造を整理していくことになります。と言うか私はそうしてます。
その中で重要なのは「どう言う単位で処理を切り離すか」と「名付け」だと思います。そして、それが一番悩ましい。
まず、前提として、社会一般でよく呼ばれている名称で切り出すことができれば、将来的にその処理を外部もライブラリに差し替えられるかもしれません。また、名前がおかしければ、変な方向に修正や拡張が進んだり間違った使い方をされることもあります。経営に関する知識も同じ。
個人事業主として活動する中で必要な知識はどんどん学ぶわけですが、それは言わば、たくさんのスニペットとして学習されていきました。そして、やりたいことが多過ぎて手が回らなくなってきました。
なので誰かに手伝ってもらいたい、と思い始めるわけですが、そう言ったことをしようとしても、自分の場合は手順が臨機応変に変わり過ぎてどうにもならんというか、網羅的に手順が設計されてるわけでもないので、何をどこから誰に任せればいいの?みたいな状態になりがちでした。
ただ、色々と学んでいくと、そもそもの前提として当然ながら経営にも過去の歴史やセオリーがあり、そのセオリーに従って色んな会社ができあがっていたりするわけで。それはまさしく産業のアーキテクチャ、と言うかなんというか。その間にインターフェースがあるというか。
産業のアーキテクチャという言葉は以下の本で出てきた気がします。
話が少し散らかってきましたのでまとめます。
- 私は、知識を整理したいと言ってた。そのために、大学院に通い、知識を棚卸した。
- その結果、活用しやすいだけでなく、知識補間の想像力が高まった
- 知識の整理は、ソフトウェア開発の流れに近いと感じた。
- 知識が整理できているから人に仕事を依頼できるのかもしれない、と感じた。
はい。今日はこんな感じです。 寒い日が続いておりますので、みなさんご自愛ください