「考えたことは日付とともに資料にまとめるのが重要」と思っている。
今、考えていることを備忘録として書いておく
考えたことを資料にまとめる
ここでいう資料は、文書ファイルでもスライドでも、ブログ記事でも何でも良い。ただ、考えたことは何かしらの資料になる状態にしておくことが重要だと考えている。
なぜ、こういう話をしているかというと、考えたことを資料にまとめずにうまくいかない状況になった経験が多いように思うから。
考えたことを資料にまとめてない状況
僕がプライベートで活動しているとき、考えたことを資料にまとめていない状況がよく起きる。
一人で活動しているのだから、自分のことは自分が知っていると考えて前に進んでしまう状況に陥る。
資料を書き起こすのは面倒だと考えてどんどん手を動かす。そもそも、手を動かすのは好きだし、いろんな事をやって、いろんな事を知りたいのでどんどん前に進む。
最初はいいのだけど、途中から困ってしまう。
複雑な対象に関わるほど困る
僕の場合、新しい対象に触れるときに、実際に何が起きた後に、その対象がどう変化したか?を観察する。
その観察を通して、仕組みを想像する。あとは観察を繰り返しながら、仕組みが想像と一致しているかを確かめていく。そして、その自分の想像している仕組みに基づいて動く事を予想する。
狭い世界の中にいる場合、この方法はそこそこ上手くいくように思う。ただ、この方法は局所最適化しやすく、複雑な状況の場合、勘違いしてドツボにハマることがある。
対象が複雑なほど、時間がかかるし、最初に想像した構造と実際の構造が違う。
資料で勘違いを検証できる
対象が複雑になるほど、分割して個別に考えていくことが多くなる。 最初の方で考えていたことが後から勘違いだったことにも気づく。
しかし、複雑になるほど何を勘違いしていたのか、当時は何を知っていたのかを覚えていない状況が発生する。
そういうときに考えていた事を資料にまとめておくと役に立つ。
「XXXごろの自分の状況」は、記憶を何となく辿ろうと思えば辿りやすい。なので、日付とともに考えた記録を資料として残しておくと、改めてその考えを振り返って検証したいときに検証がしやすい。
対象が複雑になるほど、自分の理解を検証する意味が出てくるので、日付を書いておくと便利だという感覚がある。