何かを習慣化することが、いつの間にか目的になっていることに気づきました。
同じように、習慣化することを目的にしてしまっている人がいるかもしれないので紹介します。
習慣の大切さを知る
僕は、限られた時間の中で、効率的にレベルを上げ、それを維持する方法を探していました。
その中で、世界のプロフェッショナルが様々なことをルーティーン化していることを知りました。また、巷には、習慣が大切だと言うことについて記載された本が溢れています。
「毎朝〜時に起きて、〜することを習慣にしているんですよ」
どこかのプロフェッショナルがこんな話をしているのを聞くことは何度もありました。
習慣化したいと思う
いろんなプロフェッショナルがいろんなことをルーティーンにしている話を聞いて、僕は思います。
「僕も、早起きして、本読むとか重要なことをする時間を作りたいな」とか「毎日〜〜するのを習慣にしたいな」とか、習慣化したいと思い出します。毎日、色んなことを判断するのは大変なので習慣にしておけばその判断をなくすことができると思い始めます。 そのあと、いろんな人の話や情報を得る中で良さそうな習慣化の話を聞いたら、僕は自分のタスク管理ツールにこう登録するようになります。
「〜を習慣にする」
習慣化を試みる
後から、自分のタスク管理ツールをみた僕は習慣化を試みます。その時、僕は次のように思考が進みました。
- 〜を習慣化するためにはどうすればいいんだろう?
- 〜を毎日やってみよう
- ああ、でも毎日やるの忘れてしまう。どうしたらいいんだろう?
- とりあえずやってみよう
- ああ、習慣にしようとしてたのに、3日で終わってしまった。
- 諦めないのが重要だ。もう一度チャレンジしてみよう
- また習慣にならなかった。なんてこった
- いや、でも何か方法があるはずだ。ツールを使うのはどうだろう?
- このツールを使うといい感じかもしれない。使ってみよう
- このツールをしばらく使って見たけど、うまくいかなかった
- ツールが悪いと言う考え方もあるな。別のツールを探してみよう
- 別のツールを見つけたので試してみる。
- うーん、何かしっくりこないんだよなあ。
- 結局、どんなツールが欲しいのか考えてみよう
- こんなツールがあるといいよね
- さて、ツールを実装しちゃうか
- とりあえず、プロトタイプは実装できた
- うーん、痒いところに手が届かない感はある。
- あれ?なんかおかしくね。
はい。 おかしいですね。
いつのまにか、習慣化することが目的になり、さらに習慣化するためのいいツールを手に入れることが目的になっています。
手段が目的化しながら何をやってるのかわからなくなる事例です。
どうすればいいの?
あ、これおかしいわ。と言うことに気づいたので、少し立ち止まって考えて見ました。
考えて見てわかったのは、結局のところ、習慣にすると言うのは、あくまで、自分のレベルを効率的に上げ維持するやり方を追求した後に残ったものだと思うのです。
だから、何でもかんでも習慣化すればいいとわけではなくて、自分のレベルを効率的に上げ維持するために何ができるのかを考え、その結果として習慣ができるのだと思います。
習慣になるかどうか
あと、これはなんとなく思うことなのですが、同じことを誰もが同じように習慣にできるか、と言うと微妙だと思います。
何かを習慣になるには、習慣になる前提があります。それは、周辺環境、人間関係や経済状態、生活リズム、健康状態、、、などなどです。
当たり前の話ですが、スポーツ選手が『毎日、仕事(試合や練習)が終わったら、マッサージを受けて、身体をケアしている』と言っていたとしても、スポーツ選手ではない人が、毎日、仕事終わりにマッサージを受けていたら、なんかおかしいでしょう。
また、あるスポーツ選手は、一人でいる時間を増やしたいために、マッサージを受けるのではなく、長めに入浴して自分でマッサージするかもしれません。
このように、ある習慣が良い習慣かどうかは、様々な要因で変わります。
どのような仕事をしてるか、何を目的に動いているか、その人がどんな特徴を待つか、などたくさん要因はあるのだろうと思います。その調節は一人一人が考えていくものなのではないかと思います。
習慣化するのも大切ですが、それ以上に習慣化になるような準備をすることが大切だと思います。
まとめ
今回は、習慣化について僕が思ったことを書きました。
あってるのか間違ってるのかよくわかりませんが、誰かがもやっとしていることを明らかにできれば幸いです。
では