コンサルタントの道具箱という本を買いました。正確には少し前に買って、自宅においてありました。
この本について、少し話をしようと思います。ちなみに、まだ読んではいません。だから、本を読む前に、なんとなく考えていることを書き出してみただけのブログです。暇つぶしになるかもしれないですし、ならないかもしれないです。本の内容について知りたい人は、今回のブログは違いますので、お引き取りください。
- 作者: ジェラルド・M・ワインバーグ,伊豆原弓
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2003/07/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 133回
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さて、以下はこのブログの目次です。
- コンサルタントの道具箱という本
- なんでこの本を買ったのか
- この本はなんなのか
- 他の本と何が違うのか
- 道具箱
- コンサルタントになりたいのか
- なんでこの本を買ったのか
- この本で学びたいことはなんなのか
- この本はどんな読み方をすればいいと思うか
- この本はどんな風に読むと面白いと思うか
- まとめ
コンサルタントの道具箱という本
コンサルタントの道具箱というのは、ジェラルド・M・ワインバーグの本です。 ジェラルド・ワインバーグは、ご存知でしょうか?
有名な人なので知らない人は簡単に調べて見てもいいかもしれません。
簡単にいうと、以下のような人です
- 1933年生まれのシステム開発業界の仙人のような人。
- IBMで、もともとメインフレームのOSを作っていたプログラマー。
- 心理学者とか、ソフトウェア開発の人間心理を考えて本にしている人。
- 有名な本は、「ライト、ついてますか?問題発見の人間学」「コンサルタントの秘密。技術アドバイスの人間学」「スーパーエンジニアへの道。技術リーダーシップの人間学」「パーフェクトソフトウェア テストにまつわる幻想」「プログラミングの心理学 またはハイテクノロジーの心理学」などです。
今あげた本は、すべて読んだことがあるのですが、全部面白い本です。 そのワインバーグが、2003年に出しだのが「コンサルタントの道具箱」です。 コンサルタントの秘密の続編らしいですが、コンサルタントの秘密が面白かったので、続編も楽しみにしています。
なんでこの本を買ったのか
なぜか。と言いますと、ワインバーグの話は、面白いんですよね。 なんと言いますか、システム開発を半分くらいジョークにして、滑稽さを書いています。 でも、その滑稽さというのは、自分が当事者になるとなかなかわからない。 その滑稽さを気分を害することなく、知ることができるのがワインバーグの本だと思っています。
あと、少々遠回しな文章ですが、その文章が、個人的には面白いと思うところがあります。 直接的ではなくて、間接的な表現を用いているから、ひとつ一つの話を考えるし、考えたからなんとなく自分なりの解釈になって面白いというところがあります。
この本はなんなのか
コンサルタントの道具箱です。 いや、僕もまだ読んでいないのでよくわからないのです。
とりあえず、ワインバーグの本の中で一番新しい本です。 そして、ワインバーグの本の中でコンサルタントの秘密の後に出た本です。 コンサルタントの秘密もコンサルタントが使っている法則について、たくさん話をしていました。 今回の本は、それの使い方について、書いているのではないかと思っています。
他の本と何が違うのか
他の本でも、ワインバーグは、システム開発に関わる人間の気分や心理感情的な部分をどうやってコントロールするか、どういう感情が動いているのか、を分析したり、説明して見たり、その後にどういう風に動くであろうか、という部分を説明してきました。
その結果、滑稽なことになっていくことを説明している本もたくさんありました。 システム開発の現場の中で、何かに取り憑かれたように自分に与えられた仕事を頑張っている人がいますが、それって実際は、本当にシステム開発に役に立っているの?なんでその仕事があるのかわかっているの?なんのためにそれをそこまでこだわっているか説明できるの?って疑問に思うような話があります。ワインバーグはこれらの疑問に対する見解を本に書きます。
これまでの本は、説明できていないということに気づかせてくれる本だったとも言えます。多くの本に心理学、人間学と言うタイトルが付いています。
でも今回の本は、「道具箱」と名乗っています。どういうことでしょう?
道具箱
実際は本を読んでみるとわかることなのかと思っています。
ただ、これまでのワインバーグの本は仕組みを説明する本であったのに対して、今回の本は、実践編に対応する本ではないかと思います。
システム開発の中で見かけるある種滑稽な何かに対応していく方法論とか、メソッドを提供してくれるのではないかと思っています。(あくまでも僕の期待としては。)実際に、どんなことが書いてあるのかは、読んでみないとわからないですが。
これまでシステム開発に長年関わりつつ、たくさんの本を出してきたワインバーグが、70歳の時にこの本を出しています。
ワインバーグは、お金に困っていないでしょうし、誰かに本を出すことを要求されてもいないと思います。
でもこの本を描いたというのは、ワインバーグが自分の人生で学んだことの集大成を世の中に出したかったから。ではないかと思っています。
それだけでも、この本は読む価値があると思います。
コンサルタントになりたいのか
んー。僕がコンサルタントになりたいの?という話については、なんとも言えません。コンサルタントというのが、何か専門的な立場からアドバイスを送る人という意味であれば、そういうことをできるようにはなりたいです。
そう言えば、僕は、肩書きとして、Software Doctorという肩書きを名乗っています。これについてもそのうち気が向いたら書きたいと思っています。
なんでこの本を買ったのか
他の本と何が違うか、の話でいろいろ書きました。
強いていうと、ワインバーグの本はこれまでどの本を読んでも面白かったので書いました。新しい本を読みたいなあと思ったので。
この本で学びたいことはなんなのか
んー、あんまり深く考えていなかったのですが、強いていうのであれば、コンサルタントの秘密で学んだことを、どうやったら使えるのか、というケーススタディのようなイメージです。学んだことを思い出す一つのきっかけになってもいいのかなあと思います。
まあ、コンサルタントの秘密をもう一度読んでもいいんですけどね。もう一度読もうかなあ。
この本はどんな読み方をすればいいと思うか
どんな章立てになっているのかわかりませんが、ワインバーグの本は、基本的に、章単位で執筆している様子で、話が章できちんと切れるようになっています。
だから、ひとつひとつの章をきちんと読んでいくといいんじゃないかなと思います。ただ、ワインバーグの本は、暗喩が多いので、ひとつの章の中で、読むのを中断すると何を言っているのかわからなくなるので、章単位で読むようが良いと思います。
この本はどんな風に読むと面白いと思うか
んー、ワインバーグの本は暗喩が多いので、その暗喩から自分なりにどういう解釈をしたか、その解釈をもとに自分はどういう話をできるのか、ということを考えて書き出してみると面白いのかもしれないなあ。と思います。
気になったこととか、印象的なことを書き出して言ってもいいかもしれません。
まとめ
これから読む、コンサルタントの道具箱、というワインバーグの本について紹介しました。そして、その中で、自分が思うワインバーグの本の読み方について、考えました。今から、コンサルタントの道具箱を読み始めます。どれくらい時間がかかるのかは、わかりませんが、読み終わったらまた感想を書きたいと思います。
ブログを読んでくれてありがとうございました。それでは今回はこれで。