ゆとりの大切さの明文化

Slackを読み終えました。

 

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

ゆとりの法則 ? 誰も書かなかったプロジェクト管理の誤解

 

 

この本に書いてあったことは、僕に、いろんな気づきを与えてくれました。
きっとシステム開発に関わっている人がこの本を読めば、僕と同じように、何かしらの気づきを得ることができると思います。
 
システム開発に関わっていない人であったとしても、仕事で何か計画を立てて、実行しようとした経験がある場合、何かしらの気づきを得ることができると思います。
 
仕事で計画を立てたことがない場合、あまり気づきを得ることができないかもしれません。
 
この本では、プロジェクト管理とゆとりの関係について、記載しています。
仕事とプライベートで、何が変わるかというと、外部からの圧力です。
 
仕事の場合、外部からの圧力がかかりやすく、プライベートの場合、外部からの圧力がかかりにくいです。
 
この本で取り上げられている「ゆとり」というのは、外部からの圧力によって、変化しやすいもので、仕事で計画を立てた経験があればあるほど、「ゆとり」の大切さを実感したことがあると思います。
 
この本では、その「ゆとり」の大切さを明文化しています。ここでいう「ゆとり」には、時間のゆとり、お金のゆとり、構造のゆとり、精神的のゆとり、など様々なゆとりが話されています。
 
今まで、ゆとりは大切だと思っているもののに、なぜ大切なのか、ゆとりがなくなると、何がなくなるのか、そして、どういう影響が出てくるのか、といったことをなかなか説明できない人もいたと思います。
 
僕もそのうちの1人です。
 
でも、この本を読むことで、自分がぼんやりと思っていたことが、文章として整理されました。
 
文書として、言語化して、整理されるということは、大切なことだと思います。なぜかというと、他の人に説明するとき、必ず、言語化して伝えないといけません。
 
同じ経験を持つ人ばかりで集まることができれば早いのかもしれませんが、いつもいつもそういう時ばかりではありません。
 
それに歳をとるにつれて、少しずつ状況は悪くなっていきます。なぜかと言いますと、自分の経験はどんどん伸びていき、プロジェクトの中の自分の相対的なポジションはどんどん上がっていきます。
 
現時点でも、同年代の中ではプロジェクトに関する経験値が多い方だと思っているのですが、それが今以上に、経験値や知識が多い立場になっていきます。そうなると、一つ一つ言語化して、なぜこれがこうなっているのか、というのを説明しないと周りの人に伝わらないことがあるんだろうなあと思ったりします。
 
説明ができないと他の人に伝わらないですし、伝わらないということはその人の納得にならないと思います。結局のところ、相手が納得できないと、いい方向には進んでいかないことが多いので、説明ができないがために、自分が過去に巻き込まれためんどくさいことや先人がわざわざ本にして伝えてくれているアンチパターンを再び自分が踏むことになってしまいかねないです。
 
プロジェクトにゆとりが足りないなあ、と思っている人がいたとしたら、この本を読んでみることをお勧めします。