新しく本を読み始めました。
その本はこれです。
これまで仕事や私生活の中でプロジェクトの管理について考えることが多かったんですよね。
それは、私がプロジェクト管理をしているかどうかにかかわらず、「これってプロジェクトだよな?」と思うことが多いことが関係しているのだと思います。
私は、基本的に、プロジェクトに関わる人数が何人であれ、目標を達成するまでにある程度の期間とある程度の作業工程が必要になるものは全てプロジェクトとして考えています。
私は、そのプロジェクトが、どういうふうに進んでいけば、どうなるのかを知りたかったんですよね。プロジェクトに関わる限り、できるならば成功させたいと思うので。
何でもそうだと思いますが、基本的に、本を読むよりも1回経験するのが理解は早いと思っています。百聞は一見にしかず。というように、100回聞くより1回経験できるのであれば、それが良いと思います。
そうはいっても、100回プロジェクトを経験できるかといえば、それは難しいと思います。それに100のアンチパターンを自分で全て潰して行くのは少しばかり心が辛いです。当然のことかもしれないですが、失敗するためにプロジェクトをやることは少ないですし、最初から失敗するためにやるのはモチベーションも上がらないです。とはいえ、絶対に成功するプロジェクトってなんなんだろうと思うようなところもあります。
そして、私はプロジェクトをどうやって成功に導くのかを考えるのがプロジェクト管理であると考えています。
だからプロジェクト管理について勉強してみようと思っています。
まだ、3章しか読んでいないが、すでに経験のあることが書かれています。
効率化を進めようとすると、複数のことを並列で作業しようとする。とのこと。
なぜ複数のことを並列で作業しようとするかといいいますと、仮に一つのことだけを作業してして、それな1日の50%くらいの時間で終わるとき、同じくらいの仕事を2つ同時にできるよね?という話です。
ただ、それは実際のところ難しくて、複数のことを並列でやろうとすると作業の切り替えが必要になるので、無駄な時間が発生しますよ。とのことに言及されていました。
それはわかります。確かに、複数のことを並列でこなそうとすると、それぞれのタスクや情報を管理するコストがかかります。私も同じ状況になったことがあります。情報の管理のためにコストが爆発して、全然前に進まなくて困ります。そして、すごいフラストレーションが溜まります。
とはいえ、これについて少し対策としてこうならないか、と思っていることがありました。
今の所、複数の作業をやるときに、作業の切り替えで時間がかかるなら、切り替えなければいいのではないか?と思っていたりします。
切り替えないとはどういうことかというと、作業は一つ一つ完了させてクローズして行くということです。
複数の作業をやるなかで一番キツいのは、途中まで物事を進めた後に、別のことに着手することです。そして、その後に途中まで進めた物事に戻ってくる時に時間がかかります。
戻ってきた後は、自分が何をするのかをサイド考え直すことになります。それが結構な時間かかるし、タイムロスになります。
じゃあどうするか、別のことに行った後に戻ってこなきゃいいと思ってます。片道切符しか持たないのではないかと。
そうは言っても、自分のやっている作業が完了していなければ、戻ってこざるを得ないように思います。じゃあどうするか、というのを考えて、今の所は、「タスクひとつひとつをできるだけ小さい単位に分割する。」という方法で試行錯誤をしています。
何かを思い出すときは、自分の行動の軌跡を確認すると楽になります。だから、タスクの一つ一つの履歴を確認すれば、何をしているのかを追跡できるようになります。
ふむ。
そうすると次は、「タスクひとつひとつを小さい単位に分割するか」「小さい単位とは何か。」という疑問が湧き出ます。
これについては、現在、試行錯誤中です。何がいいのかわわからないのですが、とりあえずは、小さい行動と、小さい成果物単位の集合体として、最終的な成果物を定義すると、うまく行くように思っています。
ただし、最終的な成果物が小さい行動と小さい成果物の集合になっている場合、最終的な成果物を構成する行動や成果物を自分で洗い出すことになります。
そこでミスが起きると、時間的な見積もりに狂いが出ます。狂うことが悪いと言っているのはないのではですが、少なくとも狂っているのが現在です。
じゃあどうするか、というと、とりあえず余分に見積もっています。1日にできることを全体の70%くらいしかつめない。後の30%は、不要なほどクオリティを上げたり、遊んでみたり、別のことを考えたり、と十分条件に対応するような情報をここでやる。僕にとっての「ゆとり」は、そういう部分と思ってます。
僕が今考えていることは、今読んでいる本で考えている「ゆとり」という考え方とは、少し違うのかもしれません。でも、この本がこれから、どういう風に発展して話が進んで行くのか楽しみになっています。