matobaの学んだこと

とあるPythonエンジニアのブログ。ソフトウェア開発、執筆活動、ライフログ。

2ヶ月ぶりにベトナムに来て思ったこと

知ってる人は知っていますが、定期的にベトナムに行ってます。

今回、2ヶ月ぶりくらいの3回目のベトナムです。

僕がベトナムを3回訪れて、気になったことなどを書いてみようと思います。

若い人が多い

何と言っても若い人が多いんですよね。 まあ、そんなことは現地に来ずに日本にいてもわかります。 僕もそう思っていました。

でも、実際に現地に来るまではその意味がわかっていませんでした。 若い人が多い、というのは、働いている人のほとんどが若い人だということです。

例えば、いろんな飲食店を眺めて見てもその店がチェーンであったとしても40代50代の人は一人も見えません。 20代ばかりで、年上の人でも30代前半ばかりです。

マニュアルになさそうなオペレーションをしてるように見えることも多々あるし、みんなが「どうすればより良くなるのか」を考えて動いている感があります。ただ、「日本でやったらびっくりされそうだな。」とか思うことも多々あります。例えば、家具屋の店員が店の入り口で客が入って来るのを待ちながらスマホを触ってるとか、カフェの店員が客の少ない時間帯に客席に座ってPCを開いて、会議を始めるとか。

良くも悪くも、めっちゃ自由っぽくて、如何に自分の行動が「日本の常識」を前提としているのかに気付かされます。(それは必ずしも悪いことでなくて、自分は日本の常識を知っていて、ベトナムの常識を知らないということが気づくのが面白い。)

店の潰れるスピードが早い

2ヶ月前にあった店が普通になくなってたりします。

1つ2つじゃなくて、なんかいっぱいなくなってる気がします。

なんだろ。流行っていない店を大きくテコ入れして、何とか流行らせようとするんじゃなくて、すぐ無くなっているような気がします。

中の人と話したことはありませんが、やってみてダメならやめて次のチャレンジに進む、みたいなのが一般的に行われてる感じがします。日本の高度経済成長の頃、借金しやすかったという話を聞いたことがありますが、同じような状況で、失敗のリカバリするよりも次のチャレンジする方が重要なんだろうなあ、という空気を感じます。

新しい店ができるスピードが早い

店がなくなるスピードが早いといいましたが、新しい店ができるスピードも早いです。ここでいうお店というのは飲食店とか日用品店とか店舗のことです。

僕は日本の地方出身なので東京ですら「新しい店がすぐにできて、すぐになくなるなあ」とか思ってましたが、東京より早い印象。

なんかすぐに新しいものができて、こないだまで新しく感じたものが新しいように思えなくなる。より新しいものが出て来るスピードが早い。

そして、こんなに新しい店ができるスピードが早いということは、そこで雇われる人はどこから来てるの?と思ったりします。多分、既存の店からガンガン引き抜かれたり、辞めたりしているのでしょう。(あくまで予想です)

新しい店の値段が高い

基本的に、新しくできた店は値段が高いです。おそらく先進国と言われる国がオペレーションや製品を持って進出して来たんだろうなあ。と思います。

ぱっと見、日本にあってもおかしくないようなお店がバンバンできて、日本のような値段になってます。

おそらく、現地の人はフランチャイズでそれらのオペレーションを買ってどんどん入れていってるのかなあ、とぼんやり思ったりしました。

給与水準が上がってるのを感じる

2ヶ月前に来た時は、日本にあってもおかしくないような値段水準の飲食店があっても、そこにいるのは欧米の人、日本人、中国人、韓国人などばかりで現地の人は少ないように感じました。

しかし、今は、現地の人がかなり増えて来ました。特に20代の人が増えています。おそらく、店が潰れて新しく立ち上がって、そのタイミングで給料が上がるんだろうな、と思ってます。これが経済の新陳代謝かーとか思ったりしました。

既存の店は値上げしない

新しい店は基本的に周囲のお店よりオシャレ & 清潔 & 居心地が良い店が多く、それらの店は既存のお店より高いです。そして、現地の人の給与水準が上がっていることが感じられます。景気が良いというのはこういう状態なんだろうなあと思います。で景気が良い時、既存の店は値上げするの?と思ったりしました。

とりあえず、僕が見えてる範囲だと、既存のお店は値上げしていないようです。 日本でいた際に、既存の店が値上げするのは難しい印象を持っていたのですが、それは景気が良いとしても難しいんだろうなあ、という印象。

グローバル企業は最新機器を導入する

当たり前なのですが、グローバル企業が進出する際に、最新の機器とオペレーションを導入していきます。 それを体感した一つの話が、最近ベトナムにできたマクドナルドの話です。そのマクドナルドはタッチパネルで注文して、クレジットカードで決済するセルフレジになっていました。

仮に、日本でこのような店舗があったとしても、既存客が文句言うわ、ミスがあった時に騒がれて困るわでマクドナルド側はリスク高いんだろうなーと思いますが、ベトナムだとミスがあってもある程度は許容されそうなので、導入しやすいんだろうなあ、というのを感じます。

多分、他のグローバル企業も同じで進出する時は多少なりチャレンジングなことをしているんだろうなあ、とかなんとなく思ったりしました。

既存の店の改善活動は、営業中に行う

新しい店が、どんどん新しい機器を入れたり、チャレンジするのはわかります。じゃあこの中で既存の企業とか店舗はどうやってるの?と思って見てると、既存の店は既存の店で営業時間内に改善活動っぽいことをしているのが興味深いです。

例えば、スーパーに行くと、一部エリアの改装を営業時間内に行なっています。ダイソーのような百円均一に行くと、レイアウト入れ替えを営業中にやっていて、明らかに移動中の箱がありますし、何も陳列されてない棚があったりします。そして、誰も並べようとしてないので、行き当たりばったりでレイアウト変更してる?もしかして試行錯誤中?感があります。

Webサービスでいうと、本番環境しかなくて日中に開発中の機能をdeployして動作確認しながらサービス運営してるようなイメージ。クレームも少ないんだろうし、ミスを減らすことより、とりあえず色々やってみることが優先されてる感じがする。(まあそれが効率いいのかはさておき)

これが経済成長期なんだなあ

これが経済成長期の雰囲気なんだなあ。と言うのが僕のざっくりとした感想です。

日本の60代とか70代の人は、日本がこんな時代の頃に生きて来たと言うのを考えるとそりゃ日本の20代、30代がチャレンジに慎重になる気持ちがわからないんだろうなあ、って思ったりします。

おそらく彼らが生きて来た時代では、クレームを言う人も少なかったんだろうし、みんながチャレンジして普通の空気感があったんだろう、と感じます。

念のためいうと、この話は「だから、日本の20代、30代もチャレンジするべきだ!」と言いたいわけではなくて「こう言う話があって面白い」という程度の話です。「だから、どうするべきか」というところまでは今の所考えてない。(そのうち気が向いたら考えるかも)

タイムスリップ感を味わっている

ベトナムに来ていろんなものを見ているんですが、僕はある種のタイムスリップ的な感覚で見てます。

日本が今から一瞬で少子高齢化が解消されて、若者の多い社会になることはありませんが、ベトナムに来ると若者の多い社会の雰囲気を味わうことができます。

こういう体験は日本ではできないので、面白いなーと思ってます。

取り急ぎ、現場からは以上です。

ではでは、本日はこれにて。