BP-Study#122 でプログラミング教育の話を聞いてきました。
その中でもCoderDojoというのを初めて聞いて色々気になりました。 CoderDojoについて色々メモを取っていたので書きます。
CoderDojoについて
発表者
- CoderDojo JAPANの代表 安川氏
CoderDojoはコミュニティ
- CoderDojoはオープンソースコミュニティの人が中心のコミュニティ。
- CoderDojoは子供とテクノロジーをキーワードにしている。
- CoderDojoは大人も子供楽しんでいるというのが実情。
CoderDojoはどこにあるか
- どんどん場所が日本全国で増えていて、今は106箇所の道場がある。
- 日本だけではなく、海外でもある。ヨーロッパの方が多くて、400道場くらいある。
- アメリカでも西海岸と東海岸でそれぞれ100道場くらいある。
CoderDojoへの支援
- 国内外の企業からの支援を受けている。
- 資金だけでなく、プロダクトをタダで使えるような支援をうけている。
- 日本の企業だと、例えばさくらインターネット
- 海外だと、オーストラリアのMagikcraft(jsのマインクラフトサーバー)
CodarDojoはどこから始まったか
CoderDojoの進め方
- スクラッチは一つのツール。
- 子供が何をやりたいかを擦り合わせながらセッションを進めていく
- カリキュラムが決まっているわけではない
- ドリルがあるわけでもない。やりたいことから進めていく。
CoderDojoの開催について
CoderDojoはなぜ続いているのか?
- 正直、よくわからない。
- 参加者はらくだし、人に聞くことができる。
- 別のコミュニティの人たちと交流ができる。
- とりあえず、大人も子供も楽しめているコミュニティ
CoderDojo 藤沢の話
発表者の向井アリーさんの自己紹介
- 去年の12月からCoderDojo始めた。
- 普段は、イラストレーターをしている。グッズを作っている。
CoderDojoについて
- CoderDojoは助け合いの社会。
- 藤沢でやるときに、調布のメンターが助けてくれる。
- 現役のプログラマーやエンジニアが手伝ってくれるので、運営できている。
プログラミングは遊びか、学びか
- 遊びでもあるし、学びでもある。
- プログラミングは、楽しい。
- すぐに答えが返って来るから
- 問題を自分で解決できるから
- シェアできるから
- 親がそばにいない方がうまくいく
- 親が指摘しすぎる。
- 親が代わりにやってしまう。
- 子供がやる気を失う。
- 早い子は、小学校1年2年でキーボードを使ってプログラミングしている。
- ichigojamとかラズパイとかマイクロビットは安く始められるのでいい
CoderDojoと教育行政
発表者
- CoderDojo 柏の代表 宮島衣瑛氏
- 高校1年からCoderDojoやってる
- 大学生。会社も経営している。
CoderDojo 柏
- 小学校から子供も教えていたりする。
- 市内のどこでもプログラミングを学べるようにしようとしている。
- 柏市に4つの道場をつくった。
- 週末にだいたいどこかでやっているような状況になっている。
プログラミング教育を柏市と連携
- 市内42の小学校でプログラミング教育をはじめた
- カリキュラムの相談とかしている
- 教育委員会と共催をさしてもらった。
CoderDojoと柏市の教育
- あくまで学校の教育は、入門するところ
- CoderDojoで学びを深めてほしい。
2020年に国の教育方針が変わる
- 学校の中でクローズドな教育から社会を巻き込んだオープンな教育に変わっていく
子供すごい
元プログラマがたどり着いたプログラミングコミュニティ
発表者
- マデールという会社をやっている土屋健一氏
- CoderDojoで千葉の子供にプログラミング教育をしている
私とプログラミング
CoderDojoではなにをやっているのか
- CoderDojo 市川でやっている
- イベントで連携している
- プレゼンとかワークショップしている
- チュートリアルを写経している
- サポートしたりアイディア出ししている
なぜ始めたのか
- CoderDojoはなんでやっているのかわからないと思っていた
- CoderDojoの他のコミュニティの人と話して、子供と大人で学び合える関係だとわかった。
- モチベーションが湧いてきた。
- 簡単に道場を開けてみた
始めて思うこと
- モノが立地によって違う。(会場があるかどうか、とか)
- Googleフォームで出欠管理している。
- カネについては寄付とか。
はじめてうれしいこと
- いろんな人が手伝ってくれる
- 知り合いが増えて、スーパーで声をかけてもらえる
- 終わった後の人も、きてもらえたりする
- メンターさんと話を喜んでもらえる
やった方がいいこと
- ミニマムでやる。
- 小さい規模にしておいて、一人でできるようにする
- 参加者の人と価値を確認する
感想
- 全体的にCoderDojoの話は楽しそうでいいなあと思った。
- プログラミングは、常に新しいことが出てくるから、常にいろんな世代の人が同じ目線で話をできるのがいいよなあと改めて思った。
- 2年前にPyConJPで子供向けワークショップを企画したのを思い出した。そして技評に載せてもらったの思い出した。(そして探して久しぶりに見た)
- プログラミングは、遊びか学びか、という話が気になった。個人的には、遊びと学びって分けなきゃいけないの?って思った。遊びながら学んだらいいんじゃないかなーと思った。