サウンドミニハッカソンというのに参加してきた話。あとHapbeatというのが気になった話。
サウンドミニハッカソン×ショッカソン?
こちらのイベントです。
サウンドミニハッカソンは、サウンドに関係する何かをやってる人が集まるハッカソン。
ショッカソンは、触覚デバイスに関係する何かをやってる人が集まるハッカソン。
なぜ参加した?
僕は仕事で音に関わっているわけではないですが、音には興味があったので参加しました。
あと、最近、音に関連する知り合いとか知人もいなくて、サウンド周りの情報が入ってこなかったり、一人でやってるとあんまりテンションが上がらない。というのがあります。認知の話も好きですし。
何はともあれ、久しぶり音に関係することをなんかやりたいな、と思って参加しました。
何をした?
当日、僕は、Pythonでmidiを扱うmingusってライブラリを触ってたんですが、Python3対応してなかったり、ドキュメントが古かったり、リポジトリがアーカイブされてたり、というところから自分で作ってたmidiを扱うライブラリの開発を粛々と進めました。
あと、他の人が体感できるデバイスをもってこられてたので、それを体感してみたり。
普段話さない話
久しぶりに、サウンド周りのコミュニティに関わったのですが、普段話してないようなことが周りから聞こえてきたり、話したりして面白かったです。
例えば、普段話さない話だとこんながあった。
- Windowsのサウンドドライバだと、ASIOとかwasapiであって〜、
- この音は、周波数が80hzくらいだから〜
- これは、周波数に反応してるというより〜
- midiを飛ばして、こっちで受け取ってる
- ノイズでこうなってる
- これは、ソフトで処理してるのではなくて、ハードで処理してる
- Max8でやってる
- 人間がどう感じるのか
- 認知の話
- 触覚と力覚
- 触覚デザイナー
- hapbeat
認知、感覚、主観とかそういう話について考えるは楽しい。
Hapbeatが気になった
今回のイベントは、「Hapbeat」という音に関係するデバイスの開発者が来ていて、それを体感できたのがすごく面白かった。
Hapbeatはこちら。
市場が全くなさそうなところから、クラウドファウンディングして、デバイス作って、これからどうするか、みたいなところだった。
実際にデモ機を持参してくれていたので、体感したんだけど、すごい。
イヤホンを聴きながら、そのデバイスを首からぶら下げるんだけど、その状態で音楽を聴くと、音の振動が体に伝わる。 イヤホンで聞いてるのにライブハウスで聞いてるような体感を味わえる。
僕は発売されたら欲しいなあと思った。 やってることも面白いし、作ってるのも良さそう。頑張って欲しい。
終わり
今回は、普段行かないようなハッカソンに行って来た。
当たり前だけど、普段行かないところに行くと、改めて普段の環境の価値観とか考え方を認識できて面白い。
例えば、「僕がPythonでmidiを触ろうと思ってる。もともとライブラリを自作してたけど、気になるライブラリを見つけたので、使ってみようと思う」と言ったら、「Rubyでもmidiを触るライブラリがある。オススメだよ。これなんだけど、使ってみたらどうかな?」という話になった。
Pythonコミュニティで、同じようにmidiライブラリの話をした時、Rubyのmidiライブラリを勧められることはない。こういう些細なところから、他のコミュティとの違いとか自分の大切にしてるところを認識できたのが面白かった。