matobaの備忘録

和歌山と東京を往復しつつ活動するエンジニアの記録

生成AIを使って、シーケンス図の雛形をポンと出す

お疲れ様です。 最近、シーケンス図をよく書きます。いや、まあ前からよく書くんですが。 それを生成AIを使ってちょっと楽にする話です。

シーケンス図を描きたい時、私はmermaidをよく使うんですが、ぶっちゃけmermaidを最初から全部書くのはちょっとめんどくさかったりします。 雛形になるシーケンスが欲しいなー、生成AIが作ってくれないかなー、と思ったりします。 とは言え、実際の情報を投入するわけにもいかんので、次のような感じでざっくりしたプロンプトを書きます。

次のシーケンス図をmermaidで作ってください。

ユーザーはブラウザを開く
ブラウザでフロントエンド初期化が走る
フロントエンドはAPIサーバーにリクエストを送る
それを元に、画面をレンダリングする
ユーザーが画面を確認して、操作する(操作Aとする)
APIサーバーにPOSTする。
DBに情報を保存して非同期処理が実行する
非同期処理はワーカーで動かす
APIサーバーの応答を受け取ってフロントエンドは画面表示を変える

まあ、どこにでもありそうな通信シーケンスですね。

その結果、こんな感じで出てきます。

便利ですね。

私のプロンプトがイマイチで、アクターの粒度が微妙なときもあります。

そんな時は、修正指示を入れます。

まあ、だいたいいいかな、と思ったらmermaidのコードを手元にコピーして手元で調整を入れていきます。

ここで具体的な情報を入れます。生成AIには具体的な情報を入れません。

雛形のポン出しのために生成AIを使ってます。

便利なのでおすすめです。