matobaの備忘録

和歌山と東京を往復しつつ活動するエンジニアの記録

ChatGPTのo1-previewに少しだけ慣れた

ChatGPTのo1-previewに少しだけ慣れた気がします。

移動中の雑談がてらに書きます。

最初は使いにくいと思った

ChatGPTを有料契約して1年以上経ちます。 gpt-4やgpt-4oを使い、今に至ったりしてます。 なお、Claudeの有料契約しています。

APIもたくさん叩いてます。そんな中でo1-previewが出た当時、使いにくいと思いました。

ただ、今は使いやすいと思ってます。

解かせるべきタスクの粒度が違う

gpt-4oまでは良くも悪くも、学習に使われたデータに依存するので、学習データをどうやって探索させるか、を想像してプロンプトを書いてた気がします。

自然言語ガチャを回している感覚があり、良い結果を引き出すために、入力値を工夫してる感覚でした。

で、LLMモデルにより個体値があって、そのモデル向けに文章や領域を調整してました。

それがo1-previewになってちょっと変わりました。

個人的な感覚ではgpt-4oも、claude-3.5-sonnetも似ていて、探索領域がちょっと変わるくらいだったのですが、o1-previewは探索範囲が違う感じがあります。

私はこう使ってる

gpt-4oやclaude-3.5-sonnetは、聞いたらすぐに返ってきます。 そこで重要なのは、どんな言葉を使うか、どんな表現を使うか、です。その辺で結果をコントロールします。

一方でo1-previewは、言葉や表現より、きちんと要求や要件、制約の情報を渡すか、が大切です。変に手段や具体的な情報を渡すより、ある程度抽象度が高い目的や要求の情報を渡すことで、自分が求める出力を得やすいように思います。

o1-previewを使えば、gpt-4oやclaude-3.5-sonnetは不要になったわけではなくて、使い所が違う感じになりました。

あ、時間だ。今日はここで。