matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

vimの環境周りがなんか汚くて、困っている話

最近思っている悩みを話します。

みなさん、MacPCでの開発環境ってどうやって作っていますか?

複数のマシンがあるときに、どうやって開発環境を揃えたらいいのがわからず困っているところがあります。

いや、厳密には開発環境はある程度揃っているのですが、開発環境が汚くて困っています。

とりあえず、状況を説明します。

これまで、僕が使ってきたMacは、4台あります。

  • 個人用マシン1(2010年〜2014年)
  • 研究用マシン(2012年〜2014年)
  • 個人用マシン2(2014年〜現在)
  • 仕事用マシン(2017年〜現在)

僕が開発するプログラムの大部分は、Pythonです。 それぞれにPythonの開発環境を整えてきました。 よく考えてみると最近は、Pythonの開発環境そのものには、あんまり困っていません。

個人用マシン1を使ってた時は、よく困りました。 そもそもパッケージ管理とかよくわからなくて、適当にパッケージを入れまくりました。 その結果、マシン環境がカオスになりました。

研究用マシンを使い始めた頃には、「適当にPythonパッケージをインストールすると困る。」ということがわかってきていたので、 個人用マシン1でいい感じにインストールできたライブラリだけをインストールしていました。

その後、個人用マシン2を買ってからは、パッケージ管理というものがあるのもある程度わかり、virtualenvやpyenvを使いだしました。 Pythonのパッケージは、pipでインストールするようになりました。

最近は、基本的に、Python3のvenvを利用して環境を作り、pipでライブラリをインストールしています。 そうするとあんまり、Python周りの開発環境は汚くならないようになりました。

じゃあ最近は何を困ってるの?というと、vim周りのプラグインですね。

僕はPythonの開発環境に、vimを使っています。 なんで、vimを使ってるの?というと、vimを使ってる人がコーディングしているのを見て、 「vimってコーディングはええええええ!!!カッケーーー!!!!」ってなって、僕もそれやりたいと思ったからです。

で、最近、vimを開発環境をもっと整えたいと思いながら、色々模索しています。 そして、NeoBundleというvimプラグイン管理のライブラリ?を使っています。

ただ、この仕組みがあんまりよくわかっていないのか、ちょっと個人用マシン2の環境がおかしくなっています。 ちょいちょいプラグインのインストールエラーが出たり、動きがなんかおかしいような気がしたりします。

研究用マシンを作った時と同じく、仕事用マシンをインストールする時は、 結構慎重にインストールするので、環境は汚くなっていないのですが、個人用マシンが・・・・ね。

ってわけで、vimの環境をいい感じにしたいんだけど、どこからやり直せばいいんだろうと思っています。 vimの環境をクリーンにして、vimrcだけ持ってきたい気持ちです。

どうやったらいいんだろう。 vimを一旦アンインストールすればいいのかなあ。

作ってるモノのマイルストーンを公開すること

帰宅中の電車です。

昨日の話をします。昨日は、bpstudy#120 に参加しました。

BP-Studyはこちら。

bpstudy.connpass.com

そこで、boardというWebサービスを開発するヴェルクという会社の社長が登壇されてました。

スライドがこちらにあります。

www.slideshare.net

その話を聞いている中で、個人的にいいなあと思った話がありました。

それは、boardさんが、開発ロードマップを公開しているという話です。

それを聞いて僕は

いいなあ。開発ロードマップ。楽しそうだなあ。

と、思いました。

周りから見ていてても、開発ロードマップが公開されていると、ワクワクするように思うんですよね。

それがなんか楽しそうな気がするんですよね。

なんでいうんだろう。

周りに言っちゃったからなんとかしなきゃ!感があると言うか、なんとかしっかりしないと。と思うところがあるだろうし、今こういうの作ってるんだ。って周りの人と話もできるだろうし、そういうの楽しいんですよねえ。

いいなあ。

自分のモチベーションコントロールってかなり難しいと思うんですが、これだとモチベーションがあがりそうだなあと思います。

あと、開発マイルストーンが公開されてると周りの人と次のようなことを考えると思うんですよね。

あ、この機能そのうち作られるんだ。 ん?この機能は、まだ作られないのか。 あーこういう順番で機能が開発されるのか。 あっ、こないだロードマップに書いてたこの機能、作られたんだなあ。

それって周りの人もなんか楽しいと思うんです。 見ている方も楽しい感じ。それがすごいいい感じだなあ。と思いました。

とりとめないですが、今日はこれで。

僕も自分が作ってるもののマイルストーンを整理して公開したいですねえ。

僕の知らないデータベースのトレンドの話

こんにちは。できるだけブログを更新したいのですが、3日ほど更新が滞っていました。

改めて更新したいと思います。

 

今回はデータベースのトレンドの話です。

 

この記事の発端

そもそもの話として、この記事の発端について書きます。

前になんとなくAmazonで見つけた次の本を買いました。

7つのデータベース 7つの世界

7つのデータベース 7つの世界

 

この本の話を読み進めたいのです。

ただ、1つ1つ時間かかりそうだなあと思いました。

 

まあ、本を買った目的は知らないデータベースを知ることです。

 

今回は、ざっくりとデータベースのトレンドを調べたいと思っています。

 

 この本で紹介される7つのデータベース

本の中で紹介されるデータベースは次の7つです。

 へ〜、半分くらい知らないなあ。で、それぞれのDBが何なの?って思いました。

それぞれのDBがどういうDBか、という話は、本を読んでもらいたいです。と言うか、僕もまだ知りません。

 

最近のデータベース事情について、調べてみるのですが、今回はGoogleトレンドで、それぞれの技術がどれくらい流行っているのかを調べて見ます。上記のデータベース以外に、以下のデータベースも知っています。これも加えつつ、話を膨らませていきたいです。

 

個人的に思う有名どころの比較

個人的には、以下のあたりは有名じゃないかなあと思います。

まずは、世界規模でいうとこんな感じ。なるほど。

 

そして日本だけに絞ると、こんな感じ。

 

ふむふむ。日本ではOracleが強そうですが、世界的にみるとMySQLが強いんですね。まあ、どっちにしてもOracle社が管理してるんですが。

 

本で紹介されているDBの比較

本で紹介されているDBもトレンドを確認して見ます。

さっきまでトレンドを確認していたDBはリレーショナルDBですが、本で紹介されているDBのうち、リレーショナルDBは、PostgreSQLだけでした。

Google トレンドの使用上、一度に5つまでしかトレンドを確認できないので、PostgreSQLベンチマークにしつつ、4つ組、2つで見て見ましょう。

まずはこれ。

世界

日本

 PostgreSQLがじわじわ伸びているのは、世界で見ても日本で見ても同じ状況に見えます。ただ、世界規模で見るとMongoDBが伸びているのに、日本ではあんまり伸びていない状況。

これがどういうことをさしてるの?って話までは、今のところの僕ではわかりませんが、そのうち日本でもMongoDBが流行りだすかもしれないですね。

 

世界

日本

 こっちを見ているとRedisが少しずつ普及していっていますね。今後、日本でもRedisを使うケースが増えて行くのかもしれませんね。

 

終わり

今回は、新しく名前を聞いたDBのトレンドを調べて見ました。

個人的にPosgreSQLは、よく名前を聞くもののあんまり使ったことがないDBだったので、一度何かで使って見たいなあと思いました。

 また、今回、久しぶりにGoogleトレンドを使いましたが、Googleトレンドを使うことで、ざっくりと温度感を知ることができて、いいなあと思いました。

 

今後も、Googleトレンドは利用していきたいと思います。

 

あとは、使ったことのないDBは使ってみたいなあ。

 

イチローの流儀という本を読んだ話。

イチローの流儀という本を読みました。

イチローの流儀 (新潮文庫)

イチローの流儀 (新潮文庫)

先日の日記の中で、イチローに興味を持ったことがありました。

その興味を持った理由は、「イチローは、自分の1つ1つの打席について、打てた理由を説明できる。らしいそれはなぜだろう?」という部分でした。

blog.mtb-production.info

とりあえず、イチローに関する本を読んでみたいな。と思い、今回イチローに関する本を買いました。

目次です。

イチローの流儀という本を買った

今回買ってきた本はこちらです。 なんでこの本を買ったかというと、Amazonで安かったからです。 本の値段が20円で、送料が257円。 送料たけえな。という話はありますが、本屋に探しに行く手間を考えてAmazonで買いました。 (Amazon以外で、本を安く売ってるネット通販を探してもいいかも。)

念のため、著者のプロフィールも見ました。 新潮社でジャーナリストをされている小西慶三さんです。 オリックス時代から野球記者を担当していたようです。

先日のアドバイスを参考にして読み方を変えました。

本の読み方についての話をします。 先日、情報の消化に困っているという話をした日記を書きました。 そこに、id:hirokikyにブックマークでコメントをもらいました。

収集した知識を素早く応用するのに困っている話 - blog.mtb-production.info

僕の場合は、ざっと全体把握して脳みそにインデックスを作ってから、自分の知識に活かせる場所を深く読んでる。全体把握するときに自分の知識とか経験とか学びたいことを照らし合わせて、違いとか学びとかあるか見る

2017/08/17 08:37
b.hatena.ne.jp

そのコメントを参考にして、本の読み方を変えました。

コメントで興味深かったのが、役に立つ部分がどこかを考えて、そこを重点的に読んで行くという話でした。

実践した読み方

今回の場合、イチローは、なんで打てた理由を説明できるのだろう?という疑問があって、イチローの考え方や自己管理術について、知りたい。という風になりました。その目的を達成できそうな本を買ったので目的を達成するために、関係が深そうな節を探して読みました。

節は目次から探しました。今回は興味のある場所以外は読んでいません。 まあ、別にいいかなと思っています。著者の感想が聞きたくて本を読む場合は、前から細かく読んで楽しむのですが、今回の場合は、イチローの話を知りたいだけなので。

で、興味のある節から、できるだけカッコがついている文章だけを読みました。

カッコがついている文章は、イチローの発言の引用です。その前後に著者の解釈や説明が入っているのですが、解釈や説明は、主観が入って勘違いするのが嫌だなと思いました。だから、実際にイチローの発言部分だけを探して読みました。

イチローの発言だけを読んで行って、気になる発言が出てきたら、前後を読みました。

イチローの言語化能力

この本を読む前に、amazonのレビューも確認したのですが、そのレビューの中で気になる話がありました。それは「イチローは言語化能力が高い」という話です。

読んでいる中で、「確かにイチローは言語化能力がすごいなあ」と思いました。

じゃあ、もともと気になっていた部分は、イチローの言語化能力が高いから、説明できているってこと?って思ったりしました。

いや、その結論は微妙すぎると思います。言語化能力は高いんだと思いますが、高くなるような生活とか、考え方があるように思うのです。ちょっと今回は、僕が知りたかったイチローがなぜ自分が打てた理由を説明できるのか、という部分はわかりませんでした。

ただ、せっかく読んで、イチローの発言の中で、いくつか気になった言葉があったので、書き出しておきます。

イチローの言葉で気になった言葉

『お客さんがたくさん入ってればモチベーションが高まることはあるけれど、それいう風に見ている人から与えられる重圧ばかりを感じてしまうと自分の中の価値観そのものなそこにフォーカスしてしまう可能性が出てくる。 〜中略〜 僕には他の人がそう言っているからそれでいいとは思えないし、思わない。あくまで自分がどう感じるかが大事だから。』 イチローの流儀 P44

『注目されることを苦しいなんて思わない。だって注目されないと選手として終わってしまう。プレッシャーを取り除く方法?簡単です。ヒットを打たなきゃいいんですよ。』 イチローの流儀 P66

『僕は、(純粋に野球を)やりたい人。(野球をすることで偉く)なりたい人ではない』 イチローの流儀 P157

本を読んで見て

イチローの考え方が面白いなあと思いました。面白いというか、なんだろう。クセが強いというか個性的というか。イチローらしい考え方。というのがなんとなく見えてきそうです。

そういうふうに、〇〇らしい。と思えるのはなんかいいなあと思うわけです。

そもそも、今回の最初の目的であった疑問は本を読んでも解消されませんでしたが、もう少しイチローの本は読んで見たいなあと思い、新しくイチローの本を2冊買いました。届いたら、また読もうと思います。楽しみだなあ。

まとめ

今回、イチローが自分の打席のことを説明できる理由について知りたいと思い、本を買いました。そして、その本で興味のある部分だけを抜き出して読みました。実際、今回、本を読んだのは、30分程度の時間でした。(読み終わるのが早い)そして、イチローの発言で気になったことがいくつかあったので、書き出して見ました。 今回の読書では知りたいことを知ることができませんでしたが、また別の本を読んだり考えることで、知りたいことが知れたらいいなあと思っています。

自分の道具箱を作りたいなと思った話。

コンサルタントの道具箱」という本を読んでいて、自分の道具箱を作りたい。と思いました。今回は、それについて詳しく考えてみて、内容をアウトプットしようと思います。

以下、目次です。

自分の道具箱を作りたい

自分の道具箱を作りたいと思いました。 なんでそんなことを思ったかというと、コンサルタントの道具箱、というのがワインバーグが生きてきた中で、手元に置いてあった考え方の道具集であったからです。

その考え方の道具というのはすごくいいアイディアだなあと思いました。 すごい。

人間、たくさんのことを覚えておくことは難しいです。 だから、メモするなりパソコンに入力するなり、どこかに保存しておこうとするわけです。

それでも、たくさん保存すればするほど確認するのが難しくなります。 それは、量が増えるほど確認するのに時間がかかってしまうからです。

自分の道具集というのは、常に心におきたい法則や考え方です。 f:id:mtb_beta:20170818223247j:plain

常に心におきたい法則集

ワインバーグの場合は11の考え方を心に置いて、仕事をしていたようです。 11という数字が少し気になります。

そういえば、先日、「0から1の発想術」という本を読みました。 その中でも発想術の数は、11になっていた記憶があります。間違っていたらすいません。 11という数になんか特別な意味があるんでしょうか。

何はともあれ、ワインバーグのいう、コンサルタントの道具集というのは、 自分が仕事をするときに考えるべきことを、11つ集めたことです。

ワインバーグの場合、それは非常に抽象的な言葉になっていました。

コンサルタントの道具箱、という本をその11の道具を一つ一つ説明していく本のようです。

その道具がどういう経験で生まれたのか、その道具が何に役立っているのか、というのをコンサルタントの道具箱の中では紹介してくれる様子です。

まあこれはまだ読んでいる最中なのですが。

自分は同じ過ちを繰り返す

なんで、道具箱が必要なのか。というと、自分は同じ過ちを何度もなんども犯すと思っているからです。

皆さんは、自分が過去にした過ちを今後一度も犯さないでしょうか?

そうだとしたらすごいと思います。

ただ、過ちを犯さないということは、チャレンジもしていないように思いますので、逆に心配になるところもあります。

私の考えとしては、人間なんだから間違うものだし、同じことを何度も何度もしてしまうことだってあるんじゃないかな?と思っています。

ただ、同じ過ちをなんの準備もなしにやるのはどうなの?と思います。

性格だからしょうがない

同じ過ちを何度も起こすというは、ある種、性格なんだからしょうがないと思っているところがあります。

そもそも過ちとは何か、という話もあると思うので、なんとも言い難い話かもしれません。

でも、すごく慎重にことを進める人は、慎重な性格をしていると思いますし、そういう人は、もしかしたら動き出すのが遅すぎて、時期を逃すことがあるかもしれません。

いや、本人が気づいていないだけで、時期を逃していることはあると思います。 当たり前ですが、逆もあります。

性格の長所短所は表裏一体なので、その性格による過ちを犯さないのは困難だと思います。

抑止することはできる

でも、そんな過ちを抑止することはできると思います。

自分の性格や特性、自分がやっている仕事や自分を取り巻く環境や状況を理解することで、過ちが問題に発展することを抑止したり、予防することはできるのではなかろうか。と思っています。

また、問題が発生した際に、生じる影響を低減することもできると思います。 f:id:mtb_beta:20170818231654j:plain

影響を低減することもできる

なんと言えばいいんでしょうか。 地震が起きることは防げないにしても、地震が起きたときに被害を小さくするための行動はできる。 と言えばいいのでしょうか。

どんなことが起きるか、事前に分かっていれば、先回りして問題が起きたときに、発生する影響といいますか、生じる被害を小さくするように、動いていくと良いという話です。

それは、人それぞれの性格や状況によって異なりますので、経験的に発生した問題を分析していくことになるのかと思っています。

問題はどうやって、抑止するか、低減するか

さて、問題は、どうやって被害を低減したり抑止していったりするか。という話です。 この話は、以前読んだリスク管理の話に近い話が書いてありました。

リスク管理の話は、このブログのどこかに書いた気がしますので、そちらを参照していただきたいです。(書いてなかったらごめんなさい。)

ただ、簡単にいうと、不確定なリスク要素を書き出して、最悪のシナリオを抑止するために、できることを検討する。また、最悪のシナリオが発生した際に、どうやって検出するのかの指標を作ったり、それを定期的に監視したり、という話だったと思います。

どうやったら思い浮かぶのか

さて、防止すべき問題やリスクは、どうやったら思い浮かぶのでしょうか。

うーん。とりあえず、自分がやってきたことを振り返っていくしかないんじゃないでしょうかねえ。 あんまり振り返りが好きではないという人もいますが、そういう人の場合はどうしたらいいんでしょう。

僕の場合は、やってきたことを振り返りつつ、どういうことを次はやるか、という話を考えるのが好きなので、あんまり苦にはならないのですが。

振り返らない場合は、本を読んだり、他の人に聞いたりすることになるかもしれません。

そもそも何を抑止するのか

何を抑止するか、というと、問題です。 問題というのは何か?という話もありますので、もう少し書きます。

リスク管理の本に書いてあった話で、僕はなるほどと思いながら読んだ話になりますが、

リスク管理では、まずは、最悪のシナリオを考えて、そのシナリオにたどり着く道を削っていくそうです。

原因からシナリオをイメージして、原因を潰していくのではなく、シナリオから潰していきます。 原因から潰すのは、恐怖が強すぎる。という話がリスク管理の本に書いてありました。

最悪のシナリオとは?

最悪のシナリオとはなんでしょうか。考えうる限り、最悪の状況という話です。 どういう条件が揃えば、そのシナリオにたどり着くのかを考えます。

そして、そのシナリオにたどり着かないようにいろんな準備を進めていきます。

そうするだけで、心は楽になっていき、最悪でもここまでしか落ちないという話がわかってくると、新しい冒険ができるようになります。

まとめ

僕は、自分の道具箱を作りたいという話をしました。その話について考えている中で、道具箱は、人や状況によって違うのだから、自分の道具箱は自分で作らないといけないという話をしました。また、道具箱を使ったとしても、問題を完全に防ぐことはできないと考えている話をしました。そこでリスク管理の考え方を導入しました。僕は、最悪のシナリオを恐れて前に進めなくなってしまうパターンがあります。今後は、リスク管理の考え方で道具を作りつつ、自分の道具箱を揃えていきたいと思っています。

ふわっとしてまとめになっていましましたが、今日はこれくらいで終わります。

「コンサルタントの道具箱」という本を読もうと思っている話

コンサルタントの道具箱という本を買いました。正確には少し前に買って、自宅においてありました。

この本について、少し話をしようと思います。ちなみに、まだ読んではいません。だから、本を読む前に、なんとなく考えていることを書き出してみただけのブログです。暇つぶしになるかもしれないですし、ならないかもしれないです。本の内容について知りたい人は、今回のブログは違いますので、お引き取りください。

コンサルタントの道具箱

コンサルタントの道具箱

さて、以下はこのブログの目次です。

コンサルタントの道具箱という本

コンサルタントの道具箱というのは、ジェラルド・M・ワインバーグの本です。 ジェラルド・ワインバーグは、ご存知でしょうか?

ジェラルド・ワインバーグ - Wikipedia

有名な人なので知らない人は簡単に調べて見てもいいかもしれません。

簡単にいうと、以下のような人です

  • 1933年生まれのシステム開発業界の仙人のような人。
  • IBMで、もともとメインフレームのOSを作っていたプログラマー
  • 心理学者とか、ソフトウェア開発の人間心理を考えて本にしている人。
  • 有名な本は、「ライト、ついてますか?問題発見の人間学」「コンサルタントの秘密。技術アドバイスの人間学」「スーパーエンジニアへの道。技術リーダーシップの人間学」「パーフェクトソフトウェア テストにまつわる幻想」「プログラミングの心理学 またはハイテクノロジーの心理学」などです。

今あげた本は、すべて読んだことがあるのですが、全部面白い本です。 そのワインバーグが、2003年に出しだのが「コンサルタントの道具箱」です。 コンサルタントの秘密の続編らしいですが、コンサルタントの秘密が面白かったので、続編も楽しみにしています。

なんでこの本を買ったのか

なぜか。と言いますと、ワインバーグの話は、面白いんですよね。 なんと言いますか、システム開発を半分くらいジョークにして、滑稽さを書いています。 でも、その滑稽さというのは、自分が当事者になるとなかなかわからない。 その滑稽さを気分を害することなく、知ることができるのがワインバーグの本だと思っています。

あと、少々遠回しな文章ですが、その文章が、個人的には面白いと思うところがあります。 直接的ではなくて、間接的な表現を用いているから、ひとつ一つの話を考えるし、考えたからなんとなく自分なりの解釈になって面白いというところがあります。

この本はなんなのか

コンサルタントの道具箱です。 いや、僕もまだ読んでいないのでよくわからないのです。

とりあえず、ワインバーグの本の中で一番新しい本です。 そして、ワインバーグの本の中でコンサルタントの秘密の後に出た本です。 コンサルタントの秘密もコンサルタントが使っている法則について、たくさん話をしていました。 今回の本は、それの使い方について、書いているのではないかと思っています。

他の本と何が違うのか

他の本でも、ワインバーグは、システム開発に関わる人間の気分や心理感情的な部分をどうやってコントロールするか、どういう感情が動いているのか、を分析したり、説明して見たり、その後にどういう風に動くであろうか、という部分を説明してきました。

その結果、滑稽なことになっていくことを説明している本もたくさんありました。 システム開発の現場の中で、何かに取り憑かれたように自分に与えられた仕事を頑張っている人がいますが、それって実際は、本当にシステム開発に役に立っているの?なんでその仕事があるのかわかっているの?なんのためにそれをそこまでこだわっているか説明できるの?って疑問に思うような話があります。ワインバーグはこれらの疑問に対する見解を本に書きます。

これまでの本は、説明できていないということに気づかせてくれる本だったとも言えます。多くの本に心理学、人間学と言うタイトルが付いています。

でも今回の本は、「道具箱」と名乗っています。どういうことでしょう?

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道具箱

実際は本を読んでみるとわかることなのかと思っています。

ただ、これまでのワインバーグの本は仕組みを説明する本であったのに対して、今回の本は、実践編に対応する本ではないかと思います。

システム開発の中で見かけるある種滑稽な何かに対応していく方法論とか、メソッドを提供してくれるのではないかと思っています。(あくまでも僕の期待としては。)実際に、どんなことが書いてあるのかは、読んでみないとわからないですが。

これまでシステム開発に長年関わりつつ、たくさんの本を出してきたワインバーグが、70歳の時にこの本を出しています。

ワインバーグは、お金に困っていないでしょうし、誰かに本を出すことを要求されてもいないと思います。

でもこの本を描いたというのは、ワインバーグが自分の人生で学んだことの集大成を世の中に出したかったから。ではないかと思っています。

それだけでも、この本は読む価値があると思います。

コンサルタントになりたいのか

んー。僕がコンサルタントになりたいの?という話については、なんとも言えません。コンサルタントというのが、何か専門的な立場からアドバイスを送る人という意味であれば、そういうことをできるようにはなりたいです。

そう言えば、僕は、肩書きとして、Software Doctorという肩書きを名乗っています。これについてもそのうち気が向いたら書きたいと思っています。

なんでこの本を買ったのか

他の本と何が違うか、の話でいろいろ書きました。

強いていうと、ワインバーグの本はこれまでどの本を読んでも面白かったので書いました。新しい本を読みたいなあと思ったので。

この本で学びたいことはなんなのか

んー、あんまり深く考えていなかったのですが、強いていうのであれば、コンサルタントの秘密で学んだことを、どうやったら使えるのか、というケーススタディのようなイメージです。学んだことを思い出す一つのきっかけになってもいいのかなあと思います。

まあ、コンサルタントの秘密をもう一度読んでもいいんですけどね。もう一度読もうかなあ。 f:id:mtb_beta:20170818223441j:plain

この本はどんな読み方をすればいいと思うか

どんな章立てになっているのかわかりませんが、ワインバーグの本は、基本的に、章単位で執筆している様子で、話が章できちんと切れるようになっています。

だから、ひとつひとつの章をきちんと読んでいくといいんじゃないかなと思います。ただ、ワインバーグの本は、暗喩が多いので、ひとつの章の中で、読むのを中断すると何を言っているのかわからなくなるので、章単位で読むようが良いと思います。

この本はどんな風に読むと面白いと思うか

んー、ワインバーグの本は暗喩が多いので、その暗喩から自分なりにどういう解釈をしたか、その解釈をもとに自分はどういう話をできるのか、ということを考えて書き出してみると面白いのかもしれないなあ。と思います。

気になったこととか、印象的なことを書き出して言ってもいいかもしれません。

まとめ

これから読む、コンサルタントの道具箱、というワインバーグの本について紹介しました。そして、その中で、自分が思うワインバーグの本の読み方について、考えました。今から、コンサルタントの道具箱を読み始めます。どれくらい時間がかかるのかは、わかりませんが、読み終わったらまた感想を書きたいと思います。

ブログを読んでくれてありがとうございました。それでは今回はこれで。

どんな本を読むといいんだろう。って思った話。

ふと「どんな本を読むといいんだろう。」ということについて、考えていました。

その時に考えていたことを書き出して見ます。

さて、書き出すことの目次です。

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どんな本を読むと良いのか。

読んだ方がいい本ってたくさんあると思うんです。 というか世の中にある本は、誰かが読んだ方が良いと思ったからでている本のようにも思います。

あと、世の中にある本を全て自分が読むことはできないので、何かしら選ぶ必要があります。 なんとなく流れに身を任せて選択するのも悪くないと思います。 ただ、個人的には、多少なり、どのような本を読んでいくかの戦略的な部分を考えてもいいんじゃないかなあと思う部分があります。

まあ、戦略的なことばかり話をしていても楽しくないので、流れに身を任せてもいいと思うのですが、あえて流れに身を任せるのと、流れに身を任せるのしかないのでは、楽しさがなんか違うような気がしています。

良いとは何なのか?

さて、どんな本を読むのが良いか。という話を考えていると、そもそも「良い」ってなんなんだろう。という疑問にぶち当たりました。 良いか悪いかを判断するには、何を基準にして良い/悪いと考えるのかを整理しないといけないように思います。

良いって何なのでしょうか? どういう本がいいと思いますか? 少なくとも、書いてある内容が薄すぎて読むに値しない本もあると思います。 読むに値しないというとすごい言葉がきついので書き方を変えます。次のような特徴を持つ本は、良くない本だと思います。

  • 読んで得られる情報に誤りがある。
  • 文章に語弊がある。
  • 理解するのに時間がかかる。
  • 主観と客観が混ざりすぎてよくわからない。

良いか悪いか、ではなく、適切かでないかでは?

さて、読まない方が良い本は、わかりました。じゃあ残った本の中から読んだ本を選ばないといけません。

うーん。じゃあ読んだ方がいい本はなんなんだろう。

なんでしょうねえ。あまりよくわかりませんが、読んだことを人生に活かせる本の方が、読んでためになるような気がしています。 全く自分に関係のない本を読んでいても、なんか楽しくないというか、自分の人生に行かせないとあんまり楽しくないと思うんですよね。あ、この感覚は僕だけかもしれません。

ということは、やっぱり読んだ後に自分の人生が楽しくなりそうな本をもう少し読んだ方がいいという話になるのかもしれません。自分の人生が楽しくなる本かあ。

そういえば、他の人が読んでいる本で、全然、役にたたないだろうけど、「なんでそんな本を読んだの?!」とか「なんでそんなことを知ってるの?!」って思うことがあると楽しい感じがします。なんとなくですね。贅沢な時間の使い方をしている感じで好きです。

状況によって異なるのでは?

そうですねえ。どういう時間の使い方をしたくて本を読んでいるのか、という話でもあるように思ってきました。 知識を収集したいから本を読んでいるとか、面白いことを探して本を読んでいるとか、問題を解決したくて本を読んでいるとか。 そういう話です。

ああ、そうだそうだ。自分がこれからやるであろうことについて書いてある本を読んでみると面白いかもしれないなあ。

やっぱり自分の状況によって異なるのかもしれませんね。

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品質が低い本はある

品質の低い本には当たりたくないですよね。 なんていうか、いやだ。読んだ後に、なんでこんな本を読んでいるんだろうとか、あんまり思いたくないですし、話がまとまってなさすぎて、自分の中で整理しないといけないのは、ちょっと嫌な気分になるかもしれません。

うーん、どうだろう。そうですね。やっぱり本だとしたら、話がまとまっていてほしいなあ。念のためですが、ブログは話がまとまってなくてもいいと思っているタイプの人です。ブログは、もっとライブ感があっていいような気がしています。まとまった考えを読みたい人は、本を読む方がいいのでは。と思っていたりします。

本を読んで何をしたいのか

僕が本に対して求めているのは、どのような観点で、その分野に臨めばいいのか、という話だと思ってきました。

本を読んでいる中で、著者と対話するようにゆっくりと本を読むのも楽しいのですが、そうじゃなくて、どんどん本を消化して、何が気になっているのか、どのようなことに気をつけなければならないのか。という話を注意するのも一つの本の使い方だなあと思いました。

本を読む前に整理する

僕はたくさんの本を買います。だからこの本をなんのために買ったんだっけ?なんのために、この本を読んでいるんだっけ?ということを本を読み始める前に考えることは大切な気がしています。

というか、本を買ったら、とりあえず読みたくなりますが、もっと戦略的に読んでいった方が、少ない時間を有意義に使えるんじゃないかと思いました。

まとめ

どんな本がいいか、というより、本を読んで何をしたいのか。という話について、もう少し考えた方がいいのかもしれないと思いました。

  • 本を読んで、楽しみたい
  • 本を読んで、著者の考えに触れたい
  • 本を読んで、著者の経験に触れたい
  • 本を読んで、著者の感性に触れたい

適当に本を読んでしまうと、何をやっているのかわからないままに時間が過ぎ去っていきそうだなあと思った今日この頃でした。