matobaの備忘録

和歌山と東京を往復しつつ活動するエンジニアの記録

技術が進歩してるなあ、と思った話

今、電車移動中です。 時間ある限りの更新をします。 最近、macOSアプリに関心があります。 そこから派生した話です。

GUIアプリ作りたかったけど、わからなかった

もともと、プログラミングを始めたころは音楽制作用のツールが欲しいと思っていた。なので、グラフィックや音の信号処理が必要だった。

その当時に、GUIアプリには興味があった。 同時にPythonも好きだったのでPythonを触っていた。

1人で独学していた頃、GUIアプリを作るのは難しかった。用語もわからなかったし、聞ける人もいなかった。一つ一つの概念がなぜ必要なのかもわからなかった。

今なら簡単にできるかも?

最近、思った。今なら当時よりも相当ハードルを下げてGUIプログラミングができるのでは?

インターネット上にたくさんの情報はあるし、ChatGPTのようなツールも出てきた。 プログラミングに関する知識や経験も増えてきた。

今なら少し時間をかければ作れるのではないか?

と言うわけで、簡単にやってみたところ、サクサクっと自分が使う程度のツールなら作れる雰囲気が見えた。

PyQtがすぐ動く

GUIのツールキットはPyQt5を使う。昔使ったときは、Qtのインストールでめちゃくちゃハマって辛かった。PyQt動かなくて、誰にも聞けなかった時期があった。 それが今ならpip installするだけで起動する。なんと快適な世の中になったんだろう。素晴らしい。

PyQtの書き方も当時はよくわからなかった。と言うか、Python向けのドキュメントはなくて、Qtのドキュメントを見ないといけなかった。微妙に関数やクラスの名前が違って、ハマることもあった。

それが今なら、ChatGPTに聞けばそれっぽいのが出てくる。それっぽいのが出てくれば、あとは裏を取ればいい。以前は動くまでが大変だったが、今はとりあえず動くところまでサクサク行く。素晴らしい。

自分のインターネットリテラシーが上がってる

そもそも、当時はインターネット上にある情報に対して、公式と非公式の区別ができてなかったのもある。リテラシーが低い。『こちらの記事にはこう書いてるのに、こちらにはこう書いてる。何を信じればいいの?』とか思っていた。今は、公式サイト見る、それ以外は話半分嘘半分くらいで見ている。インターネット技術活用レベルが上がっているのを感じる。

雑に聞いてもなんか出てくる

さらに作ったアプリをビルドしてすぐに呼び出せるようにしたい。その方法についても当時は調べ方がわからなかった。まず、用語がわからない。そもそもどんなやり方があり得るのかも想像がつかない。

今ならそれをChatGPTに雑に相談すればそれらしい何かが提供される。すごい。

思いついてから動くまでの速さ

今回、こんなことを思いついてから、何か動くものができるまで爆速だった。

起動すると、入力欄が出てきて値を入れてボタンを押すと処理が走る、程度のアプリを作り、適当な画像やアプリ名を設定して、ビルドしてmacOSのアプリケーションフォルダに入れて他のアプリのように呼び出せるようにするところまで1時間少々でいけてしまう。

すごいなー、と思った。

こんなのできるかな? やってみた。あ、できそう。なら真面目に企画や設計を考えるか。 と言うのが速い。すごい。

あ、電車の乗り換えだ。 ではでは。