matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

gitで派生元を変えるrebase

gitで「派生元間違えた!」って時とか、別のブランチの修正内容が欲しいなあって時は、git rebaseの--ontoが使えることを学んだ。

そのうち同じことを考えそうな気がするので、未来の自分に説明を書いておく。

結論だけ言うと、

$ git rebase --onto t2 t1 t3

と実行すると、t2ブランチに、t1ブランチから生えているt3ブランチをrebaseできる。

詳しく経緯を書いて説明する。

最初はmasterブランチだけあるところからスタートした。

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そして、リリースブランチ「t1」を切った。

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そこから、トピックブランチ「t2」を切った。

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もう一つトピックブランチ「t3」を切った。

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それぞれで普通に開発を進めた。

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途中、「t3」で「t2」のコミットが欲しくなった。

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git rebaseして、t3ブランチをt2ブランチから生やした。

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あとは、普通に開発を進める。

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注意

ただし、rebaseしたあとは、t2を捨てると、t3も捨てることになると思う。(やったことないけど)

Pythonで一時的に使うディレクトリを作るときはtempfileが便利

Pythonで一時的に使うディレクトリを作るとき、 tempfile を使うと便利だなーと思ったのでメモ。

>>> import tempfile
>>> temp_dir = tempfile.mkdtemp()
>>> print(temp_dir)
/var/folders/3p/vnx8dmc96293_5trfs0lmcsw0000gq/T/tmpn2lqo9r0

使った後は、 shutil で消しちゃったりします。

>>> import shutil
>>> shutil.rmtree(temp_dir)

詳しくは、ドキュメントで。

11.6. tempfile — 一時ファイルやディレクトリの作成 — Python 3.6.3 ドキュメント

11.10. shutil — 高水準のファイル操作 — Python 3.6.3 ドキュメント

追記

公開した後で思ったけど、そもそも、消すのなら、tempfile.TemporaryDirectory を使う方がよさそうと思った。

追記2

tempfile.TemporaryDirectory は、Python3.2から追加されているので、Python2系の時は使えない。

はじめてM3に行ってきました。

はじめてM3に行ってきました。

感想を書こうと思います。

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M3とは

M3は、写真にあるように、音系・メディアミックス同人即売会です。

まあ、僕もよくわかっていないんですが、 聞くところによると日本で一番おっきい音系の同人即売会らしいです。(友人談)

会場では、いろんな人がブースを出して、CDを売っていました。

写真はカタログです。

初めての参加

僕ははじめてM3にいきました。お客さんとしていきました。

流通センターという場所が会場でしたが、最寄駅から歩いてすぐでした。

そもそも同人即売会にきたことがなかったので、よくわかってませんでしたが、 最初にカタログを買って、それが入場券の代わりになるらしいです。

よくわからなったカタログ

で、カタログですが、僕は使い方がよくわかりませんでした。。。

とりあえず、出展サークル一覧が、ざっと一覧で並んでいて、サークル名、会場の場所、ジャンルだけ書いてありました。

これ、自分が知ってるサークルを見つけるために使うのかな。。。

あと、出展サークルの自己PRもたくさんあったんだけど、これも見方が難しかったです。

初心者としては、使い所が難しいカタログでした。

ポスターから音楽がわからない

とりあえず、当日は、会場をウロウロしていたのですが、 みなさん思い思いのポスターをブースに貼っていました。

ただ、音楽イベントなのに、どういう音楽か、というのがわかるようなポスターを貼っている人より、自分たちの好きなイラストのポスターを貼っている感じでした。

例えば、僕の場合、ロック系とポップス系を主に聞きますが、 それがポスターからよくわからないなあと思って困ったりしました。

とりあえず視聴する前からロックなのかポップなのかテクノなのか民族音楽なのかインストなのかメタルなのか、あたりはわかるようにして欲しい気持ちでした。

で、視聴させてくれるんですが、視聴もなかなか難しい。

クオリティがバラバラ

そもそも同人即売会に行ったことがないので、 どういう雰囲気かわかっていないというのはありますが、 同人即売会で売ってるCDってクオリティがバラバラなんだなあと思いました。

ポスターからよくわからないので視聴させてもらったら、クオリティがばらばらしていて、期待値がすごいあがった状態でズコーな音だと反応に困ったりしました。

僕の知らない音楽の世界

なんと言ったらいいのかな。 僕が知ってる音楽やってる人たちと雰囲気が違うなあと思いました。

僕の知ってる音楽をやってる人は、 自分の好きなアーティストの曲をコピーしている人とか、自分たちでオリジナル曲を作って売り込んでいこうとしているバンドマンとかいました。

でもそういう人とはちょっと違うタイプだったような

音楽が好きな人がアウトプットしてる

何はともあれ、M3は、音楽好きな人が勝手に作って勝手に売ってる場ですかね。

楽しめました。CDも何枚かもらいました。 また、別の即売会があれば行ってみようかなあ

コンデンサーマイクの取り扱い方メモ

久しぶりに音楽制作に関わってる。久しぶりすぎて機材を扱う時に、何に注意しなきゃならなかったのかを忘れている。ということで、改めて調べたことをメモ。

今回は、コンデンサーマイクの取り扱い方。

  • コンデンサーマイクの特徴
    • ダイナミックマイクより、感度が高い。
      • ダイナミックレンジの高い音が録れる
    • ダイナミックマイクより、湿度と振動に弱い。
      • 取り扱いと保存方法に注意しないと壊れる。
    • 48Vのファンタム電源が必要。
  • 使うとき
    • 結露に注意する。(冬は温度変化で簡単に結露が発生して、故障の原因になる)
    • ショックマウントをスタンドに先につけてから、コンデンサーマイクはセットする。
    • オーディオIFは、ゲインを0にせずに取り外ししない。
    • ファンタム電源をオンにしたまま取り外さない。
    • 利用後は、タオルで拭いて、保管する。
  • 保管
    • 除湿剤が必要。
    • ただし、乾燥させすぎても壊れるので適度に。
    • 乾燥剤は定期交換が必要。だいたい3〜4ヶ月に一度交換する。

アジャイルサムライをちょっと読みました。2

アジャイルサムライを読み進めました。

blog.mtb-production.info

読み進めて、メモを取っていました。今回もあとで見て思い出せるように少し整形してブログに書きます。

少しおさらいすると、前回のブログで、インセプションデッキの話が出てきました。

今回読んだ箇所には、その中身がもう少し書いてありました。

  • エレベーターピッチ
    • 30秒くらいでアイディアの本質を伝えられるようにする。
    • それをエレベーターピッチとよぶ。
    • エレベーターピッチの枠組みは本を見る
  • パッケージデザイン
    • 他の人が買いたいと思うかどうかを考えておく
    • 効能とかキャッチコピーとかを書く。
    • 詳しくは本を読む
  • やらないことリスト
    • やること、やらないこと、あとで決めること、に分ける。
    • やることに集中する効果がある。
    • プロジェクトの状況がわかるようになる。
  • ご近所さん
  • 問題
    • 成功のために必要だと思うもので足りないものは全て問題
  • 期間の見極め
    • 予測はあくまで予測。
    • 開発サイクルは、6ヶ月を超えないように調整。
  • 何を諦めるか。
    • スコープを諦めてもらう場合があると合意するのが大切
    • 何がどれだけ必要かを判断する人を探す
    • 何が、に相当するストーリーカードを作る
  • ストーリーカードとは
    • 実現したい未来が書いてあるカード
  • いいストーリーカード
    • ワクワクする。
    • 価値が書いてある。
    • エンドツーエンドになっている。
    • 6つの要素が独立している。詳細は本を。
  • ストーリー取集ワークショップ
    • たくさんの図と、たくさんのユーザーストーリー
    • 要求を書き出すより、要求について話し合うのが大切

音楽を作るときの音色の低音バランス

DTMトラック制作術って本を読んでる。

DTMトラック制作術 〜良い音の秘密はトラック数にあり

DTMトラック制作術 〜良い音の秘密はトラック数にあり

  • 作者:永野 光浩
  • 発売日: 2012/09/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

そのうち使えそうな話をメモする

  • 音色を選ぶとき、低音感がどれくらいあるのか、に注意して選ぶ。
  • 音源を仕上げていくとき、全体でどれくらいの低音感があるかを考えながら音色を選んだり、加工する。
  • 実際のミックスでは低音感の判断を素早くやる必要がある。ツールを使うのも1つの手だが、実際の現場では間に合わない。低音感を判断するスキルはあげた方が良い。
  • ベースとバスドラは片方の低音感を減らしつつ、もう片方と組み合わさってなることであたかも低音感があるように仕上げる

プログラミング教育の話を聞きました。(CoderDojo?)

BP-Study#122 でプログラミング教育の話を聞いてきました。

bpstudy.connpass.com

その中でもCoderDojoというのを初めて聞いて色々気になりました。 CoderDojoについて色々メモを取っていたので書きます。

CoderDojoについて

発表者

  • CoderDojo JAPANの代表 安川氏

CoderDojoはコミュニティ

  • CoderDojoはオープンソースコミュニティの人が中心のコミュニティ。
  • CoderDojoは子供とテクノロジーをキーワードにしている。
  • CoderDojoは大人も子供楽しんでいるというのが実情。

CoderDojoはどこにあるか

  • どんどん場所が日本全国で増えていて、今は106箇所の道場がある。
  • 日本だけではなく、海外でもある。ヨーロッパの方が多くて、400道場くらいある。
  • アメリカでも西海岸と東海岸でそれぞれ100道場くらいある。

CoderDojoへの支援

  • 国内外の企業からの支援を受けている。
  • 資金だけでなく、プロダクトをタダで使えるような支援をうけている。
    • 日本の企業だと、例えばさくらインターネット
    • 海外だと、オーストラリアのMagikcraft(jsのマインクラフトサーバー)

CodarDojoはどこから始まったか

CoderDojoの進め方

  • クラッチは一つのツール。
  • 子供が何をやりたいかを擦り合わせながらセッションを進めていく
  • カリキュラムが決まっているわけではない
  • ドリルがあるわけでもない。やりたいことから進めていく。

CoderDojoの開催について

  • 単発のワークショップではなくて、定期的に開催している。
  • いわゆるもくもく会のようなスタイルで、いろんな場所で出来上がっていく。
  • Dojoをみて、別の人がまたDojoを開いていく。

CoderDojoはなぜ続いているのか?

  • 正直、よくわからない。
  • 参加者はらくだし、人に聞くことができる。
  • 別のコミュニティの人たちと交流ができる。
  • とりあえず、大人も子供も楽しめているコミュニティ

CoderDojo 藤沢の話

発表者の向井アリーさんの自己紹介

  • 去年の12月からCoderDojo始めた。
  • 普段は、イラストレーターをしている。グッズを作っている。

CoderDojoについて

  • CoderDojoは助け合いの社会。
  • 藤沢でやるときに、調布のメンターが助けてくれる。
  • 現役のプログラマーやエンジニアが手伝ってくれるので、運営できている。

プログラミングは遊びか、学びか

  • 遊びでもあるし、学びでもある。
  • プログラミングは、楽しい。
    • すぐに答えが返って来るから
    • 問題を自分で解決できるから
    • シェアできるから
  • 親がそばにいない方がうまくいく
    • 親が指摘しすぎる。
    • 親が代わりにやってしまう。
    • 子供がやる気を失う。
  • 早い子は、小学校1年2年でキーボードを使ってプログラミングしている。
  • ichigojamとかラズパイとかマイクロビットは安く始められるのでいい

CoderDojoと教育行政

発表者

  • CoderDojo 柏の代表 宮島衣瑛氏
  • 高校1年からCoderDojoやってる
  • 大学生。会社も経営している。

CoderDojo 柏

  • 小学校から子供も教えていたりする。
  • 市内のどこでもプログラミングを学べるようにしようとしている。
  • 柏市に4つの道場をつくった。
  • 週末にだいたいどこかでやっているような状況になっている。

プログラミング教育を柏市と連携

  • 市内42の小学校でプログラミング教育をはじめた
  • カリキュラムの相談とかしている
  • 教育委員会と共催をさしてもらった。

CoderDojoと柏市の教育

  • あくまで学校の教育は、入門するところ
  • CoderDojoで学びを深めてほしい。

2020年に国の教育方針が変わる

  • 学校の中でクローズドな教育から社会を巻き込んだオープンな教育に変わっていく

子供すごい

  • 子供がスクラッチでマインクラフトを作っている。
    • マインクラフトをスクラッチで動かしているのではない
  • すごい

プログラマがたどり着いたプログラミングコミュニティ

発表者

  • マデールという会社をやっている土屋健一氏
  • CoderDojoで千葉の子供にプログラミング教育をしている

私とプログラミング

  • 35年くらい前にマイコンを買ってもらった
  • ベーマガで写経していた。
  • 写経はすごい
  • やりきった感がすごい
  • やってたらかけるようになる
  • いつの時代でも写経は大切

CoderDojoではなにをやっているのか

  • CoderDojo 市川でやっている
  • イベントで連携している
  • プレゼンとかワークショップしている
  • チュートリアルを写経している
  • サポートしたりアイディア出ししている

なぜ始めたのか

  • CoderDojoはなんでやっているのかわからないと思っていた
  • CoderDojoの他のコミュニティの人と話して、子供と大人で学び合える関係だとわかった。
  • モチベーションが湧いてきた。
  • 簡単に道場を開けてみた

始めて思うこと

  • モノが立地によって違う。(会場があるかどうか、とか)
  • Googleフォームで出欠管理している。
  • カネについては寄付とか。

はじめてうれしいこと

  • いろんな人が手伝ってくれる
  • 知り合いが増えて、スーパーで声をかけてもらえる
  • 終わった後の人も、きてもらえたりする
  • メンターさんと話を喜んでもらえる

やった方がいいこと

  • ミニマムでやる。
  • 小さい規模にしておいて、一人でできるようにする
  • 参加者の人と価値を確認する

感想

  • 全体的にCoderDojoの話は楽しそうでいいなあと思った。
    • プログラミングは、常に新しいことが出てくるから、常にいろんな世代の人が同じ目線で話をできるのがいいよなあと改めて思った。
    • 2年前にPyConJPで子供向けワークショップを企画したのを思い出した。そして技評に載せてもらったの思い出した。(そして探して久しぶりに見た)

gihyo.jp

  • プログラミングは、遊びか学びか、という話が気になった。個人的には、遊びと学びって分けなきゃいけないの?って思った。遊びながら学んだらいいんじゃないかなーと思った。