「コンサルタントの道具箱」という本を読んでいて、自分の道具箱を作りたい。と思いました。今回は、それについて詳しく考えてみて、内容をアウトプットしようと思います。
以下、目次です。
- 自分の道具箱を作りたい
- 常に心におきたい法則集
- 自分は同じ過ちを繰り返す
- 性格だからしょうがない
- 抑止することはできる
- 影響を低減することもできる
- 問題はどうやって、抑止するか、低減するか
- どうやったら思い浮かぶのか
- そもそも何を抑止するのか
- 最悪のシナリオとは?
- まとめ
自分の道具箱を作りたい
自分の道具箱を作りたいと思いました。 なんでそんなことを思ったかというと、コンサルタントの道具箱、というのがワインバーグが生きてきた中で、手元に置いてあった考え方の道具集であったからです。
その考え方の道具というのはすごくいいアイディアだなあと思いました。 すごい。
人間、たくさんのことを覚えておくことは難しいです。 だから、メモするなりパソコンに入力するなり、どこかに保存しておこうとするわけです。
それでも、たくさん保存すればするほど確認するのが難しくなります。 それは、量が増えるほど確認するのに時間がかかってしまうからです。
自分の道具集というのは、常に心におきたい法則や考え方です。
常に心におきたい法則集
ワインバーグの場合は11の考え方を心に置いて、仕事をしていたようです。 11という数字が少し気になります。
そういえば、先日、「0から1の発想術」という本を読みました。 その中でも発想術の数は、11になっていた記憶があります。間違っていたらすいません。 11という数になんか特別な意味があるんでしょうか。
何はともあれ、ワインバーグのいう、コンサルタントの道具集というのは、 自分が仕事をするときに考えるべきことを、11つ集めたことです。
ワインバーグの場合、それは非常に抽象的な言葉になっていました。
コンサルタントの道具箱、という本をその11の道具を一つ一つ説明していく本のようです。
その道具がどういう経験で生まれたのか、その道具が何に役立っているのか、というのをコンサルタントの道具箱の中では紹介してくれる様子です。
まあこれはまだ読んでいる最中なのですが。
自分は同じ過ちを繰り返す
なんで、道具箱が必要なのか。というと、自分は同じ過ちを何度もなんども犯すと思っているからです。
皆さんは、自分が過去にした過ちを今後一度も犯さないでしょうか?
そうだとしたらすごいと思います。
ただ、過ちを犯さないということは、チャレンジもしていないように思いますので、逆に心配になるところもあります。
私の考えとしては、人間なんだから間違うものだし、同じことを何度も何度もしてしまうことだってあるんじゃないかな?と思っています。
ただ、同じ過ちをなんの準備もなしにやるのはどうなの?と思います。
性格だからしょうがない
同じ過ちを何度も起こすというは、ある種、性格なんだからしょうがないと思っているところがあります。
そもそも過ちとは何か、という話もあると思うので、なんとも言い難い話かもしれません。
でも、すごく慎重にことを進める人は、慎重な性格をしていると思いますし、そういう人は、もしかしたら動き出すのが遅すぎて、時期を逃すことがあるかもしれません。
いや、本人が気づいていないだけで、時期を逃していることはあると思います。 当たり前ですが、逆もあります。
性格の長所短所は表裏一体なので、その性格による過ちを犯さないのは困難だと思います。
抑止することはできる
でも、そんな過ちを抑止することはできると思います。
自分の性格や特性、自分がやっている仕事や自分を取り巻く環境や状況を理解することで、過ちが問題に発展することを抑止したり、予防することはできるのではなかろうか。と思っています。
また、問題が発生した際に、生じる影響を低減することもできると思います。
影響を低減することもできる
なんと言えばいいんでしょうか。 地震が起きることは防げないにしても、地震が起きたときに被害を小さくするための行動はできる。 と言えばいいのでしょうか。
どんなことが起きるか、事前に分かっていれば、先回りして問題が起きたときに、発生する影響といいますか、生じる被害を小さくするように、動いていくと良いという話です。
それは、人それぞれの性格や状況によって異なりますので、経験的に発生した問題を分析していくことになるのかと思っています。
問題はどうやって、抑止するか、低減するか
さて、問題は、どうやって被害を低減したり抑止していったりするか。という話です。 この話は、以前読んだリスク管理の話に近い話が書いてありました。
リスク管理の話は、このブログのどこかに書いた気がしますので、そちらを参照していただきたいです。(書いてなかったらごめんなさい。)
ただ、簡単にいうと、不確定なリスク要素を書き出して、最悪のシナリオを抑止するために、できることを検討する。また、最悪のシナリオが発生した際に、どうやって検出するのかの指標を作ったり、それを定期的に監視したり、という話だったと思います。
どうやったら思い浮かぶのか
さて、防止すべき問題やリスクは、どうやったら思い浮かぶのでしょうか。
うーん。とりあえず、自分がやってきたことを振り返っていくしかないんじゃないでしょうかねえ。 あんまり振り返りが好きではないという人もいますが、そういう人の場合はどうしたらいいんでしょう。
僕の場合は、やってきたことを振り返りつつ、どういうことを次はやるか、という話を考えるのが好きなので、あんまり苦にはならないのですが。
振り返らない場合は、本を読んだり、他の人に聞いたりすることになるかもしれません。
そもそも何を抑止するのか
何を抑止するか、というと、問題です。 問題というのは何か?という話もありますので、もう少し書きます。
リスク管理の本に書いてあった話で、僕はなるほどと思いながら読んだ話になりますが、
リスク管理では、まずは、最悪のシナリオを考えて、そのシナリオにたどり着く道を削っていくそうです。
原因からシナリオをイメージして、原因を潰していくのではなく、シナリオから潰していきます。 原因から潰すのは、恐怖が強すぎる。という話がリスク管理の本に書いてありました。
最悪のシナリオとは?
最悪のシナリオとはなんでしょうか。考えうる限り、最悪の状況という話です。 どういう条件が揃えば、そのシナリオにたどり着くのかを考えます。
そして、そのシナリオにたどり着かないようにいろんな準備を進めていきます。
そうするだけで、心は楽になっていき、最悪でもここまでしか落ちないという話がわかってくると、新しい冒険ができるようになります。
まとめ
僕は、自分の道具箱を作りたいという話をしました。その話について考えている中で、道具箱は、人や状況によって違うのだから、自分の道具箱は自分で作らないといけないという話をしました。また、道具箱を使ったとしても、問題を完全に防ぐことはできないと考えている話をしました。そこでリスク管理の考え方を導入しました。僕は、最悪のシナリオを恐れて前に進めなくなってしまうパターンがあります。今後は、リスク管理の考え方で道具を作りつつ、自分の道具箱を揃えていきたいと思っています。
ふわっとしてまとめになっていましましたが、今日はこれくらいで終わります。