matobaの備忘録

育児しながら働くあるエンジニアの記録

自分の時間を記録しています。

ザ・ゴールという本は読み終わりました。

読み終わってみれば、制約に関する話でした。モノの話ではなかったようです。

全体のボトルネックになっている部分を利用して、全体をコントロールしようという話です。ボトルネックを制約と呼びます。

一本の鎖を想像します。鎖を両端から引っ張ります。引っ張る力を少しずつ強くしていくと、どこがきれますか?一番強度が弱い箇所がきれます。

また、1つの川を想像します。川の中を水が流れていくとき、川を流れる水の量はどこで決定しますか?

それは川の中にある1番川幅が狭く浅いところでしょう。いずれにしても、他の場所に比べて流れるのが遅い箇所があります。

流れの遅い場所がボトルネックになって、全体の流れのスピードを決めています。

だから、全体の流れのスピードのコントロールするには、ボトルネックを、制御すればよい。という話です。

まあ、ボトルネックの考え方については、これからもう少し寝かしてみてゆっくり考えてみようかなと思っています。

この話とは別の話を今回はしたいと思います。

ここ3週間くらい、僕は、MyStatsというやつをつけています。

www.mystats.net

なんかWebサイトを見ると大げさなキャッチフレーズが載っています。

これは何かというと、自分の行動を記録して、自分が何にどれくらいの時間を使っているかを分析することができるアプリです。

僕は、これで1週間の記録をつけています。

これをつけるのに1日あたり10分くらいは使っているように思います。

なぜ、これをつけているかと言いますと、自分が何に時間を使っているのかが気になって仕方がないからです。

なぜ、自分が何に時間を使ってるか気になるかと言いますと、自分の中に効率的に時間を使いたいと言う気持ちがあるからです。

僕は、何をしていても、今自分はこれをしていていいのだろうか、と思うことがあります。

本を読んでいる時も、友達と飲んでいる時も、恋人といる時も、家で寝ている時も、仕事をしている時も、どんなことをしている時も、自分は今これをしていていいのだろうか。と思います。

人生の中で時間というものは、有限で取り戻せないという気持ちが強いからだと思っています。

どんなことをするにしても、時間がかかります。それに時間は何か手を動かす時間だけではなく、放置する時間もあります。

時間の経過ととも達成されることもありますし、タイミングを逃せば、二度とできないこともあります。

時間を一気に投入したからといってどうにかなるわけでもありません。同じことをやるにしても、10時間を一気に使った場合と、1時間ずつ10日に分けてやった場合、20分ずつ一ヶ月に分けてやった場合で効果は違ったりします。分けたほうがいいこともあれば、分けない方がいいこともあります。

そんなことを考えていると、自分は今自分がやるべきことをやれているのだろうか、という不安になったりします。

その不安を少しでも解消するために自分の時間をつけています。

自分の時間をつけていると、自分がどれくらい時間を使っているかわかります。

今週は、これが全然進んでないような気がする。と思った時に、それが別のことをやっていて、時間が使えなかったのか、自分のやり方が悪かったのか、どうなのか、というのが自分の時間記録から見えてきます。

反省ポイントが見える、みたいなところでしょうか。

例えば、タスク管理に使っている時間が少なくなってくると、自分の中でタスクが詰まっている可能性が低いなあ、とか。個人のプロジェクトに使っている時間が少ないと、少しずつ元気が無くなってくるなあ、とか、今週は遊びすぎたなあとか、金鐘はリラックスタイムが少ないなあ。とか。

なんでもいいのですが、反省のフックになる何かが欲しいんですよね。何もないところから先週の振り返りをしてください。と言われてもなかなかきつい部分があります。

記憶の中を辿るだけでは、先週と先々週の違いがパッとわからなかったりします。まずは記録してみて、そのあと確認して再度、改善の計画に進みます。

それらを1週間ごとに振り返って、また翌週にどうするかを一つずつ考えて、前に進めていっています。